一人シニアの漫遊記

国内外のトレッキング紀行と家庭菜園、ダンス等徒然なるままに

山紀行(初雪化粧の富士山を眺めに雁ケ腹摺山 2017.10.26)

2017-10-27 20:11:28 | 山紀行(国内:高尾、秩父山系)

今年の異常気象極まれりの10月23日の台風21号でした。 週末に秋野菜の種まきをした家庭菜園はネットをしていたので大雨で種を流されるのはなんとか避けられましたが、畝の土を相当流されてしまいました。 山行も9月末の八甲田、岩木山への山行後に武尊山を予定していましたが、具体化できずじまいで来年に持ち越しで、そろそろ体がうずうずしてきた頃に10月26,27日の天候が久しぶりに回復するが、28日からはまたまた台風22号の影響で崩れるとの予報。 近くの丹沢、道志方面は飽き飽きしたので奥秩父の500円札のデザインに使われた富士山の撮影地である雁ケ腹摺山(ガンガハラスリヤマ)へ行ってきました。 この山は日本一長い名前の山でも知られています。 富士山の初冠雪は10月23日でしたが、山腹付近まで真っ白になった状態を初雪化粧というそうですが、丁度26日がそうでJust Timingでした。
コースとしては、大峠からと金山鉱泉からの二つがありますが、我々の目的はトレーニングなので頂上へ4時間半程度かかる後者の金山鉱泉からとしました。 百閒干場と姥子山分岐の2か所で林道に出ることから興醒めしますが、結構ハードな登りで合計約8時間のトレッキングと手応えのあるルートでした。 大峠からは1時間で登れることからやはり富士山の展望の良い姥子山まで足を延ばし往復されるトレッカーが多いようです。
・スケジュール:自宅(6:30)⇒圏央道・中央道藤野IC経由金山鉱泉 山口館駐車場(7:30 7:40)⇒大垈山分岐(9:00)⇒金山峠(9:20)
        ⇒百間干場(9:30)⇒姥子山分岐(11:00)⇒雁ケ腹摺山(12:20 昼食 12:50)⇒姥子山分岐(13:40)
        ⇒百間干場(14:30)⇒大垈山分岐(15:00)⇒金山鉱泉 山口館駐車場(15:50)
・山行:
金山鉱泉へは途中から車のすれ違いができない狭い林道に入りますが舗装はされていました。 山口館の少し上に4台程の駐車場があり、そこが登山口になっています。 左手からは沢ルートがありますが昭文社の地図では荒れていれ通行困難とあり、右手の尾根ルートを行きました。
 
登山口から先ず土沢を渡ります。 丸木橋が台風21号で流されており、この日は浅瀬をじゃぶじゃぶ渡渉しました。 直ぐ、つづらおれの急登になります。
 
ほどなく、木々の間から富士山が望めるようになりました。 雲一つなく快晴で頂上からの絶景が楽しみです。
 
奥秩父でも紅葉が始まり黄色や紅く色づいた葉が楽しませてくれます。
 
急登をしばらく行くと大垈山への分岐に出ます。 
 
この辺りからの富士山が良く望めます。

金山峠です。 山口館からの沢ルートと合流します。 秋はキノコのシーズンで色々なキノコが楽しめました。 これは食べれそう。
 
金山峠からすぐに百間干場の林道に出ます。 大峠からの真木小金沢林道とつながっているようですが、ものすごいダートで車では入れません。
 
林道を少し上がると登り尾根へのルートがあります。 気持ちの良い自然林を紅葉を楽しみながら登高します。
 
1時間ほどで姥子山分岐に出ます。 この少し上に大峠からの舗装された林道が通っています。 姥子山まで車で行けるようで興醒めも良いところです。
 
林道からいよいよ雁ケ腹摺山への1時間の急登です。 この辺りは枯れ葉でトレールが不明瞭となっており、下草も少なく方向感覚を保つのが難しいところです。 しかも、標識が少なくご一緒した女性トレッカーが全く違う方向へ行かれ、呼び戻しました。 帰路でも行き会ったお二人も途中で迷ったとのこと。 最近はGPSを携帯され、それに頼っているようですね。 我々は、かすかな踏み跡と赤色や黄色のテープに方向感覚の五感を総動員してルートファインディングをしています。
 
カラマツ越しの富士山です。 このルートはどこでも富士山の眺望を楽しめます。

広々した斜面をもくもくと登高します。
 
ようやく、目指す雁ケ腹摺山の頂が木々の間から見えてきました。
 
なんとも見事な紅葉です。

雁ケ腹摺山頂上です。 なかなかハードなルートで歩きごたえがありました。
 
雁ケ腹摺山からの富士山です。 手前の山は9月9日に登った滝子山です。 その奥は三ツ峠山です。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿