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このトレッキングコースはローンセストンから車で2時間余りの世界自然遺産のタスマニア原生林の中核を占めCladle Mt.(1545m)、タスマニア最高峰のMt. Ossa(1617m)の山々が連なり氷河湖のLake St. Clairへ続く魅力溢れる6日間のコースです。
1. スケジュール
・2月4日:ホバートTransit Center⇒ローンセストンTransit Center(RedLineの長距離バスで約2時間)
ホバートTransit Centerは、中心部から徒歩20分程度のところにあります。 荷物を担いで
ですので、前の日に場所を確認されることをお薦めします。 また、日本で事前に予約でき
ますので、そのバウチャをプリントアウトしておきCenterで提示の乗車時に運転手に渡し
ます。 Centerでは、バウチャを提示し、荷物をカウンタ前に置きます。
ローンセストンTransit Center⇒Quamby Estate Hotel(タクシーで約30分、60A$)
・2月5日:Waldheim to Barn Bluff Hut Walk(7時間)
Quamby EstateのWalker Baseに朝7:20集合(ここでパック、雨具等のレンタルを行い、
不要荷物をこのBaseに残置)
車でQuamby EstateからCladle ValleyのWaldheimへ(約2時間半)
Cladle Mt.の麓目指して標高差約500mの急登をCrater Lake等の湖及びCladle Mt.、Barn
Buffの山々を眺めながらトレッキング(Frecynet Experience Walkで一緒だったスイス人
は、このコースを終えて参加していましたので、話を聞いたところ、一日目の登りがきつく
時間もかかり夜8時頃にHutについた、と伺い戦々恐々としていましたが、なんてことあり
ませんでした。 楽勝です。
Barn Buff Hutへ18時に到着
・2月6日:Barn Buff Hit to Pine Forrest Moor Hut Walk(6時間)
・2月7日:Pine Forrest Moor Hut to Pelion Plains Hut(5時間)
・2月8日:Pelion Plains Hut to Kia Ora Hut Walk via climb Mt. Ossa(8.5時間)
・2月9日:Kia Ora Hut to Windy Ridge Hut(4時間)
・2月10日:Windy Ridge Hut to Lake St. Clair(3時間)
Lake St. ClairからボートでCynthia Bayへ
Cynthia Bay Visitor Centerから車でQuamby Estate(17時到着)
・2月11日:Quamby EstateからホテルシャトルバスでLaunceston Airportへ
Launceston⇒メルボルン
2.Waldheim to Barn Bluff Hut Walk
Quamby Estateの道路入口近くにこのトレッキングのレンタル用具や不要な荷物をデポするWalker Baseがあります。
このBaseで荷造りをします。 私達は全て準備OKですので今日の昼食をいただき、デポする荷物を預けるだけでした。
Walker Baseをバスで出発し、Cladle ValleyのWaldheimに到着。 今回のメンバはフランス、ドイツ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア ブリスベンと日本の6か国から合計10名の参加でした。 それにガイドのLintonさん、Ryanさんの2名の合計12名です。 さあ、いよいよ出発です。
途中にはRainforestが続き巨木も散見されました。 ほどなく、左手にCrater Lakeが見えてきました。
Dove Lake(左)とLake Hanson(右)でしょうか。
いよいよ、Cladle Mountain(1545m)のギザギザした岩肌が見えてきました。 この辺りまでは、日帰りでのツアーがあるようで、散策を楽しむ方々もおられました。 そこを過ぎると、いよいよOverland Trackの本格的なトレールとなります。 このトレールは本当に良く整備されていました。 右は、Cladle Mountainと遠くにBarn Bulff(1559m)が見えてきました。 本当に雄大な景色です。
Barn Bulff目指して気持ちの良いトレールをいきます。 Cladle Mt.も手を延ばせば届くように近くなりました。 頂上までは1時間程で日帰りトレッカーの多くが頂上を目指していました。 このトレールは木道で良く整備されています。 日本でとは違い、木道にストックをつくことはしませんので、木道の傷みが少ないですね。 この辺りも日本の「トレッカーは見習うべきポイントです。
Bran Bulffを堪能しながら夕刻18時にBarn Bulff Hutに到着。 太陽光発電を備えシャワーや乾燥部屋も完備していました。 洗濯は洗剤を使わず水洗いのみですが毎日、さっぱりしたものを身に着けられました。 3食、全て二人のガイドさんが作られ、それが本当に美味しいい。 ワインと大好きなチーズを楽しみながらの食事は何物にも代えがたい至福の時でした。
Hutで気が付いたことですが、参加メンバーが自発的に朝の掃除、食器洗い、食器拭きをさりげなくしていました。 私は食事関連は苦手なので、食堂の掃除をするように心がけました。 日本のツアーでは先ず考えられません。
3. Barn Buff Hut to Pine Forrest Moor Hut Walk
毎朝6時半に起床し、7時に朝食、9時に出発のスケジュールです。 Hutを出発し、途中でLake Willへ寄り道。 昨日の反対側からのBarn Bulffです。
Lake Willの澄んだ湖面とBarn Bulff。 右は、このトレール全般の注意ですが、寄り道する際に、ザックをそのまま置いていくと、カラスがザックの中身を出してしまうようです。 実際に、Mt. Ossa登頂時に私のザックのジッパーが開けられサンクリーム等が散らかっていました。 そんな訳で、ザックをデポする際には、必ずザックカバーをすることが必要です。
Cledle Mt.とBarn Bluffもずいぶん、遠くになりました。 右は、遠くにタスマニア最高峰のMt. Ossa(1617m)とMt. Pelion West(1560m)が見えてきました。
左からMt. Oakleigh(1386m)、Mt, Ossa(1617m)、Mt. Pelion West(1560m)です。
Mt. OssaとMt. Pelion Westが随分、近くなりました。 この頃から、フランスから参加のMartinさんと先頭を歩くようになりました。 右は、Cladle Mt. とBarn Bulffです。
今日の宿泊地のPine Forest Moor Hutです。 このコースのHutは全て、テラスが設けられており、そこまで木道が完備しています。 これで、草花を踏み荒らすことはありません。 私達は、毎朝ここでラジオ体操をしました。 ある方はヨガ、ある方は読書と思い思いにくつろいでおられました。
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