卓球備忘録(本家)

13年のブランクを取り戻しつつ運動不足解消を目指していたが、再びブランク期間に突入して早11年。

日中卓球界の縮図?

2007-03-04 19:38:33 | 卓球備忘録

昨日から某オープン大会の運営手伝いをしてきました。大会の方は、少し予定時間をオーバーしましたが大きなトラブルも無く無事に終わりました。
この大会は中学2年以下の選手が対象ですが、レベルとしては全中2~3回戦レベルだったので、地方のオープン大会としては結構ハイレベルでした。
さらにその上をいったのが中国からの招待選手でした。中学男子は団体戦も個人戦も中国が完勝。団体戦はオール3-0、日本選手を全く寄せ付けませんでした。
今回来日した中国チームは、日本で例えれば都道府県の強豪クラブチーム程度なのだそうですがメチャクチャ強かったです。男子の個人戦で県ベスト4レベルの選手が中国選手と対戦しているのを見ていましたが、相手のスマッシュを3割り増し位のスピードでカウンタースマッシュを見舞っているのを見て思わず笑ってしまいました。多分この中国チームは青森山田中と対戦しても互角の勝負をするのではないでしょうか。だとすると中国のジュニアナショナルチームは一体どれ位強いのか?想像もつきません。
対して女子は日本チームが結構善戦していました。結局中国チームが優勝しましたが、団体戦では後半まで回っていたので、もう少しで何とかなりそうな感じでした。

ホープスやカブの方も全国的に有名なチームがいくつか参加していて、レベルは高かったです。自分が同年代だった頃を考えると、驚くほど卓球の技術レベルがアップしています。
ホープス女子では日本選手が中国選手を連破して決勝まで進出していましたが、決勝ではまたしても中国選手と対戦して惜しくも準優勝でした。

今回の大会を見ていて、中学男子に関しては完全に中国が上でした。日本の強豪選手同士の対戦では、引き合いで激しいラリーの応酬が見られましたが、中国選手との対戦ではパワーと打球点の速さにやられて防戦一方でした。
男子個人戦で中国選手同士の決勝を見ていると、これが本当に中学生か?と思うような試合だったので、ただただ感心して試合を見ていました。
女子の方はもう少しで互角、しかし中には中国選手に勝つ日本選手もいるので、悲観的になるほどの差は無いと思いました。
まるで現在の日本卓球界の縮図を見ているような気がしたような気がした2日間でした。選手ならびに関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。

(試合会場の廊下に少し昔の女子NTのサインがありました:樋浦って達筆かも)

コメント (2)
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