藍先生のひとりごと

レッスン日誌や出来事などかきます

子は親の鏡

2018-01-18 10:55:40 | Weblog
毎朝、息子の登園前にピアノで遊びます。

「早くピアノの部屋で遊びたいから着替えようよ」と声をかけると、動きはじめる息子。

嫌がることもなく、あるときは
早くピアノの部屋で遊びたいんだよね~って言うと
「ママとおんなじ気持ちだよ」っと抱っこしてくるときもありました。

息子とは気が合ううえに、こんな事を言って抱っこしてくると、可愛くて仕方ありません。

すごーく沢山ピアノを弾くわけでもなく、毎日少しずつだから達者に弾けるわけもないのですが、その少しずつが彼のよいペースだし、そのちょっとずつを楽しむ母であります。

先日、いつものように観客になり座ってきいていたら、ちらちらとフレーズがひとつ終わるごとに私の顔を見てきて、なんだかちょっと微笑んで弾いてる息子。

そんなに弾くのが楽しいのか?
と思ったとき、ふとピアノの横に私の顔が映っているのに気がついた。

なんと、にこにこして眺めている自分の姿がピアノに映っているではないか?!

ピアノが楽しかったんではなく、私のにこにこにつられた顔だったんだな(笑)

「もう終わりか?」と思う日もある。

そんなときは、
「もう一回聴きたいな」って伝えます。

息子が気乗りしなければ、「また明日聴かせてね」とだけ言います。

「もっと弾けばすらすらになるのに!」とか「もうちょっとな…」と思っても、口にはだしません。

ピアノの先生の息子です。
そりゃやっぱり上手に弾けることにこしたことはないけど、一番に願っているのは

息子が楽しんでいること、自分から弾きたい、聴いて欲しいとおもって弾くことです。

アドラーの本を読んだときに決めました。
本人のことは本人が決めるから余計なことは言わない。

それから、随分自分も気分がよく過ごせて、子供達もにこにこしてるような気がします。

何より、娘の機嫌がいい。

しかも、最近マリンバの練習の後に

ピアノ弾いてる(驚)

自分より小さい生徒さんが楽譜読んで弾いてるのをみたら、自分も出来るようになりたいと思ったらしい。

低学年に使っている易しめの教本を開いて弾いているようだ。

昨日たまたまその場にいたので、リズムが違うことを指摘した。
素直に聞き入れてくれた。
以前なら考えられなかったこと。

タイミングをはかって、リズムのレッスンをしないか声をかけたいと思っている。

譜読みが出来ることは、音楽を楽しむには必要なスキルだ。

楽しい音楽ライフは
笑顔とリフレッシュを与えてくれますね~!

さて、今日も張り切って弾こう♪

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