愛なる日常

大阪府枚方市に住んでいます。
地球でのお仕事は、茶道教授&ピアノ講師。
目に見えない世界のお話が好きです。天秤座。

南都寺社初詣

2024年01月29日 | 聖地
1月の最終日曜とその翌日
南都の寺社へと出かけ
初詣をしてきました

因みに
節分までに参るのを
初詣と呼ぶらしいです

出かける前に
全行程を調べたら
縁起の良いことに
4時間44分と
ぞろ目となり
気分上々(*^_^*)


薬師寺

前回来た時からもう15年ほど
経っていると思います

その時は
実家の両親と一緒でした

元気だった頃の
父と母のことを
思い出しました

以前来た時には
解体修理中だった東塔が
見事に復元されて
両塔が美しくそびえ立っておりました

因みに
西塔は江戸時代に焼失して
昭和56年に再建されたのだそうです


石上神宮

神様のお使いといわれる
鶏たち

今回はどういうわけか
境内に足を踏み入れてから
最後までずっと

「コッケコッコォ~~!!」と

威勢良く鳴き続けていました




法隆寺

飛鳥時代
聖徳太子と推古天皇によって
建てられた
世界最古の木造建築として
あまりにも有名なお寺です

修学旅行の生徒さん達も
たくさん来ていました


広い境内をゆっくりと歩いて
拝観していたら
みるみるうちに雲が出てきて
雨粒が落ちてきたかと思うと
かなり本降りとなって
駐車場に戻った時には
頭からつま先まで
ずぶ濡れになってしまいました

そのために
もう一つ行こうと思っていた
龍田大社を諦めて
宿へと向かいました

ところが
宿へ着いた頃には
すっかり雨もあがり
夕食まで時間があったので
宿から歩いていける
「朝護孫子寺」というお寺に
行くことにしました


信貴山の中腹にあります


信貴山 朝護孫子寺
ご本尊は毘沙門天

このお寺には
歴史で習った
あの有名な
「信貴山縁起絵巻」が
伝わっていました

「有名な」といいつつ
実はその内容までは
よく知らなかったのですが
今回思いがけず
このお寺にお詣りすることになって
信貴山縁起絵巻に描かれている
その不思議な物語を
知ることができました

境内のあちこちに「虎」が?!

それは六世紀
かの聖徳太子が
「寅の年 寅の月 寅の日 寅の刻」に
毘沙門天を感得し
その加護によって戦いに勝利したことから
毘沙門天を本尊として寺を創建し
「信ずべき貴ぶべき山(信貴山)」と
名付けたとされる伝承に
由来しているのだそうです

雨の降ったお陰で
思いがけず
由緒ある面白いお寺に
お詣りすることができました

翌朝

龍田大社

こちらは
”風の神様”が祀られているとか。。。

本殿に近づくと
注連縄に吊された紙垂(しで)が
ワサワサと揺れはじめ
”風の神様”?!と
うれしくなりました

そして
お賽銭を入れて
祈り始めると
”チリン チリン...”と
優しい音が聞こえてきて
ふと目をあけると
賽銭箱の上あたりに
小さな風鈴のようなものが
吊されていて
静かに揺れていました


正に
”風の神様”が
顕れて下さったかのようでした

白龍神社

龍神様は
「水を掛けると喜びます」と
書かれていたので
柄杓で何回もお水をすくって
そのご神体の石に掛けました

すると
優しいお顔の龍神様の優美なお姿が
はっきりと浮かび上がってきました

大神神社

境内を歩いて
本殿に向かう間ずっと
両側の森から
鳥たちのさえずる声が
響いていました

昨日降った雨が
陽の光で蒸発しているのか
本殿の屋根から
白い湯気がたち上って
幻想的でした


今回の
寺社巡りの最後は
當麻寺


當麻寺中乃坊

ここは當麻寺最古の塔頭で
役行者が熊野権現を勧請し
そこに道場として開いたと
伝えられています

本堂

奈良時代に中将姫が剃髪した
受戒堂で
ご本尊は十一面観音

香藕園(こうぐうえん)

池に借景の五重の塔が
映っています


最後に書院にて
お抹茶をいただき
今回のお詣りの旅を
締めくくりました





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