カウカウタイム

日本で働くいち美容師がハワイでヘアメイクアップアーティストになるまでの日々の記録 2008〜2012

学生さんいらっしゃ~い2

2008-12-05 | 〜2011迄のハワイ生活記録
研修最終日 1日がかりで模擬挙式の準備や研修が行われる


今日はミニファッションショーもあり、生徒さん達は楽しそうだった



アメリカ、イギリス、スペイン、ハワイなどの代表的なデザイナーのドレスを
数人の生徒さんに着せて登場させると

会場は収集がつかないぐらい大騒ぎになって、フラッシュの嵐

「かわいい~~めっちゃかわいい~~
の大合唱でした
(確かにモデルになった子達、みんな美人揃いだった)

そんなに喜んでくれるとこちらとしてもうれしい物です




もう何年もドレスに囲まれて仕事をしていると
自分にとってドレスがただの商品の1部としか見れなくなっていたことに
こんな瞬間気づかされます

やはりウエディングドレスはいつまでも女の子にとって憧れであってほしいし

初めてそれを着た時の感覚はいつまでも覚えていてほしい




午後からは
生徒さんが花嫁、花婿、ブライズメイド、ベストマンになって
本物の牧師先生のもと、本番と全く同じように模擬挙式を行いました


他の子達もみんな、サマードレスを着たり、レイを着けたりして
式に参加します


お嫁ちゃんのヘアは私が担当させてもらいましたが
着替える場所が無く、トイレに道具広げてやりました


本番では考えられないけど、そこは実習なのでご勘弁を・・・

来年は控え室もらえるように社長に交渉しますからね





50人ほどのクラスで唯一のメンズが新郎に選ばれました

思えば私の美容学校時代も1クラスにメンズは一人だけでしたが
(一人だったらたんにメン・・なのかしら、あれ?マン?)
不思議と違和感なく普通にみんな仲良く卒業しました
彼もそんな雰囲気だったので、当時の同級生を思い出しました

元気かな・・?くぼっち
今頃美容室経営しながらイイお父さんになってるよね、きっと



まあ、くぼっちの話はさておき
学生のうちからこんな研修してもらえるなんて
今の子達って幸せだな~と思います


ブライダルの専門校といっても、
正直この中から将来本当にじっくりとブライダルと関わっていく人は
半分にも満たないでしょう

でもせっかく専門的に学ぶのなら是非ブライダルの世界へ入ってもらいたいです


一生に一度の大事な日に関われる仕事なんて
そうそうないですから・・


そんでまたいつか、もうちょっと大人になったら
またハワイに戻ってきて欲しいと思います









ちなみに一晩明けて今日
お友達Sさんの店に遊びに行ってみたら

こっちは修学旅行の高校生(ヘアメイク科だって!びっくり)が40人近く
ドレス試着体験にきてて大忙しでした

簡単なヘアをまとめるのに
お手伝いで一緒になってやってあげたら

「逆毛だ逆毛だスゲースゲー
って感動してくれたのはいいが、

子供達よ、仮にもヘアメイク科にいるのなら
逆毛の立て方ぐらい勉強しなさい、お母さんは泣いてるよ・・・・

やっぱり今日の子達と比べると
昨日の専門の子達を急に大人っぽく感じてしまうのでした


まあ、どちらにせよ
これからの日本のブライダル&美容界を背負う若人達ですから(古い??)
わたしも負けないようにがんばってこうと思います





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