カウカウタイム

日本で働くいち美容師がハワイでヘアメイクアップアーティストになるまでの日々の記録 2008〜2012

Sandy思考

2008-10-07 | 〜2011迄のハワイ生活記録
早いもので

日本はもうすっかり秋で長袖が当たり前になっているよう

だけどここは当たり前だけどずっと夏





今が何月なのか本気で分からなくなると言ったら
ずっとここにいる友人が
「それがハワイぼけだよ」と教えてくれた


少しずつ知り合いの人も増えて生活のリズムも整って来たけど

もうこんなに時間がたったのに
電話ひとつまともにでれない事に焦りを覚えたりもするのです



最近はハワイをいいなと思う反面
日本は本当に便利でキレイで過ごしやすい国だと再確認しています

物事を曖昧にする文化も
人との摩擦をさけるという意味ではとても重要だし

外国には存在しない
あうんの空気の様な物は実はとても大事




4ヶ月前、面接に来た私に管理職のセッコさんが

「夢を見てハワイに来たって、何も無いんだよ
ここはただの島だからね」

と言った


そんなことは分かっていたけど
うまく言葉をかえせなかった私に

「でもここにしか無い物もあるんだよ
 ここはハワイだからね」
と付け加えた


少しずつ その意味を分かってきたように思う


飛び上がるほどうれしい出来事
しばらく浮上出来ないと思わせるようなブルーな一日
思わず見とれてしまうきれいな風景
色んな色の人間でにぎわう町

めまぐるしく変わる毎日を
溺れつつ、波乗りでもするみたいに過ごしながら


現実は今わたしはここにいて
明日もここにいるんだろう

ハワイに来たことが良かったかどうかなんて
私が最後に決めればいいことなんだ





ひとりで美味しいものを食べたとき
向かいの席にダンナがいればいいのに、といつも思う

可愛い服や化粧品をみたら
友達を思いだして、あの子が好きそうだな、と思う

面白い仕事に直面したら、もと同僚達を思い出して
あの人ならきっとこうするだろうと想像する

でも最後には
自分にはこんなに沢山考える相手がいるんだなあと
つくづくありがたくなる

多分そんなことも
日本にいたら分からなかった


またみんなに会えるとき
私は変わっているんだろうか

変わりたいと思うし、変わらないねといわれたい気もする
複雑だ・・・




そんなことをずっと今朝バスの中で考えていた

ひとつ言えることは
やっぱり踏み出してよかったと感じること


もしも以前の私と同じように
迷っている人がいるなら
飛び出してほしいと思う



遅すぎるなんて事は自分で勝手におもっているだけだから



偉そうに言ってしまったけど本当にそう思うのです
だって人生なんて1回きりだもんね!!





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