言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

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もらえる、って元々は国民が払った税金じゃないか

2009年01月09日 06時17分42秒 | 政治
誰だってもらえるものは嬉しい定額給付金の国民への「還元」を妨げる愚【週刊 上杉隆】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
 だが、よく考えてみるとこれはおかしな話ではないか。昨年末のいくつかのマスコミの調査では、国民の7割が定額給付金に反対しているという結果が出ている。しかしそれはその政策に反対しているのであり、受給に反対しているわけではない。
 いくら杜撰であろうと、給付金は結果、国民の懐を潤す政策である。渡辺元大臣は「定額給付金の反対を国民運動に盛り上げていきたい」というが、それはあまりにナンセンスな見解だ。「私に1万2千円をくれるな」という運動を起こす人間がいったい日本のどこにいるのか。もらえるものはもらうというのが人情ではないか。
 さらにいえば、そもそも政府がもったいぶって支給するという今回の定額給付金の原資は私たちの税金である。それは国有財産でもなければ、ましてや麻生首相の個人資産でもない。国に預けた自分たちの「資産」が少し戻ってくるだけなのだ。
 また、2兆円の給付金は、雇用対策や社会保障など、他のことに使うべきだという民主党などの意見にも違和感を覚える。


 先を見ない評論ではこのようになる。
 定額給付金と増税をセットで見てないのか、見ないようにしているのか?

 「もらえるものはもらうというのが人情ではないか」と書いているが、所詮それは税金であり、元々は我々の出費ではないか。そんな金を「もらえる」と感じているのが多くの国民の錯覚である。評論家もこの程度では、与党もやり安いだろう。

 現実はもっと厳しいのだ。
トラックバックをいただいたようです 2009年01月07日 05時40分59秒 | 政治
 もらったつもりの定額給付金とは、実は政治家という金融ブローカーが考えた、3年期限の自分の借金でしかないのだ。それも全くの他人である、団塊の世代の年金給付を支払うための(消費税引き上げ)ものでもある。
 我々は政治家によって、他人の借金の保証人に仕立て上げられているに過ぎないのだ。そのエサが定額給付金なのである。


自民が「造反」対策? 党議員に給付金マニュアル(朝日新聞) - goo ニュース

 一国の首相が、いつから給付できるかも明言できない定額給付金が、成るか、成らないか? を見届けたい。

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