利久(Rikyu)の「エイジング・サポート実践研究会」ブログ

エイジングする人とまちをサポート
看取り援助から地域居住へ・・・情報&ネットワーク、エイジングの新たな価値創造へ

第二回エイジング・サポート・セミナー1129開催のご案内

2014年08月15日 | 日記

エイジング・サポート実践研究会では第二回エイジング・サポート・セミナー1129を開催いたします。

超高齢社会を生き続ける努力の営みを「エイジング」ととらえたい。

東日本大震災、この事実に驚け!
「災害から学ぶエイジング」
~災害に強いまちは医療・福祉が良いまち~

まずは
たくさんのいのちを失うことになった災害の事実から真摯に学ぶことこそ、「地域包括ケア」、「地域居住」の原点に立ち返ることではないでしょうか。


宮城県南三陸町は東日本大震災の被災地のひとつの町です。






津波で一瞬のうちにまちは流されてしまいました。







街並みも、人も、生活も、その歴史さえも流してしまったのではないかと思われるような状況でした。
しかし、そこに暮らすひとと、そこを支えるひとによって復興の道を歩んでいます。






今回は東日本大震災の事実を知りたいと思います。

そのために、その支援から復興に携わってきた二人の医師から活動報告をお聞きする機会を設けました。






(基調講演講師)中村幸夫医師
(講演テーマ)被災地・南三陸町でエイジングを愉しむ
 ~医療で震災復興を!」から「支援から協働へ

(リレー講演講師)川島実医師
(講演テーマ)
災害支援医師が経験してきた地域医療といのち、そして家族

また様々なセミナー企画を考慮中です。
皆さまと共にいのちを語り合いたいと思います。

是非、ご参加を賜りますようお願い申し上げます。

参加申し込みは本Facebookイベントページから参加申込みをしていただくか

エイジング・サポート・セミナー事務局へ
お名前
参加者数
所属・専門職区分
メールアドレスを添えて
メールにて申し込みをしてください。

エイジング・サポート・セミナー事務局
メールアドレス
ageingspa@gmail.com


※「生き続ける努力の営み」という言葉は、
「草刈十字軍」、「農業開発技術者協会」主宰者の足立原貫先生(もと富山県立大学短期大学教授、同学部長)のお言葉をお借りして使用しています。

第二回エイジング・サポート・セミナー1129開催案内(中村医師の紹介)

2014年08月15日 | 日記

基調講演;中村幸夫医師の紹介です。

ご本人から直接いただいた自己紹介文の一部をご披露させていただます。

(以下、中村幸夫医師の自己紹介文の一部)


~被災地で暮らしていると、地元の方以外に支援つながりでお会いする方も大勢いる。
さらには、インターネットのフェースブックで情報交換をしているうちに、実際に会ってお話をすることも増えてきた。
この出会いを大切にしようと思い、南三陸町で活動する際、いつも三種類の名刺を持ち歩いている。

常勤としての「社団医療法人啓愛会介護老人保健施設ハイムメアーズの施設長」

そして「公立南三陸診療所レディース外来の非常勤医師」と「特定非営利活動法人オールラウンドヘリコプター(ARH)のメディカルアドバイザー」である。

三枚目のARHというのは、震災後に開設された医療用多目的ヘリコプターを運用するNPO法人である。
この医療用多目的ヘリコプターを利用して、南三陸町の震災復興を支えるため、三陸沿岸地域相互さらに岩手県内陸との連携を図っているので報告する。






【震災と医療弱者】

2012年2月末から1年あまり、岩手県陸前高田市で県立高田病院の臨時医師として支援を続けた。

被災地域で生活して改めて気づくのは、医療サービスが十分でなかった地域が、震災でさらに不自由さを増している現状だった。

そこで宮城県気仙沼市へ拠点を移し、医療弱者の代表である老人に生き甲斐を持って生活して貰えるようサポートしてきた。

2014年1月から南三陸町にも足を伸ばし、公立南三陸診療所で「レディース外来」を始めた。

15年前から産婦人科診療が提供されていなかった地域で、女性の心身の悩みに応えるという、女性のプライマリケアを目指している。さらに医療支援を強化するため、4月に南三陸町へ引っ越しして、老健「ハイムメアーズ」に拠点を定めた。

66歳の元産婦人科医は、「医療で震災復興を!」と叫びながら、医療弱者の老人と女性を応援したいと覚悟したのである。~

(以上が、中村幸夫医師の自己紹介文の一部)



第二回エイジング・サポート・セミナー1129開催のご案内(川島実医師)

2014年08月15日 | 日記
リレー講演を引き継いでくれる川島実医師は
もとプロボクサーです。
ウエルター級西日本新人王に輝きました。

今もアスリートです。









リレー講演;川島実医師を紹介するために、
以下の記事の一部を抜粋し投稿させていただきました。

日経メディカル、2012年1月号「家庭医のススメ」
「町民全体の家庭医を目指す 現場ルポ(1)」


(以下、川島実医師のコメントの一部です)

~僕はそもそも地域医療に興味があったので、本吉にとって最善の地域医療を実践することに注力しました。そのひとつに在宅医療があります。

まず、震災によって自宅や交通手段を失って病院に来られない人がたくさん増えたので、院内の診察に加え1日5~6軒、患者さんの自宅や仮設住宅にうかがって診療してきました。

また、基本的にどの地域も同じだと思いますが、お年寄りの患者さんは自宅で面倒を見るのが難しくなると病院に連れてこられて、殺風景な病室のベッドの上で全身を点滴の管に繋がれてそのまま亡くなってしまいます。それは現代の医療では当たり前のことなんですが、僕はそれがすごく寂しいような気がして嫌なんです。

入院していても具合が悪くなると住み慣れた自分の家に帰りたくなりますよね。それは間違っていないんですよ。その望みを叶えてあげたい。

僕の祖父は住み慣れた自宅で、家族に見守られながら亡くなったのですがそれが人の死に方としてすごくいいなと思ったんです。
だから本吉病院が入院可能になってからも、基本的に療養は自宅でしてもらって、家族がたいへんなときに病院で預かって休んでもらうという、在宅医療のためのベッドにしたかったんですよ。~

(以上、川島実医師のコメントの一部です)





第二回エイジング・サポート・セミナー1129開催案内(中村医師との出会い)

2014年08月15日 | 日記

第二回エイジング・サポート・セミナー1129開催案内


〔中村幸夫医師との出会い〕

実は昨冬、北海道岩見沢市にある「ささえるクリニック」の村上智彦医師を訪ねた際に、対談風景の「Ustream(ユーストリーム)」放映を中村幸夫医師が視聴されていたそうです。
その後、私は中村幸夫医師とFacebookで友達になりました。


私がFacebookでつぶやいた一言に反応した中村医師に誘っていただき
2014年6月20日、南三陸町を訪問しました。

それは中村医師が主宰する「荒砥塾」に「看取り援助と経営マネジメント」の情報を届けるためでした。
お会いしたのはその時が初めてです。

そのご縁がつながって、こうしてまた別な形となって広がっています。

その時に見たこと、聞いたこと、感じたことをたくさんの方に伝えたいと思いました。

それは中村医師や南三陸町の佐藤町長、宿泊した漁家民宿やすらぎの女将さんたちが是非、伝えてほしいと言われたからです。

「必ず、日本のどこかでまた同じような災害が起きる。私たちの経験を生かしてほしい」

みなさん、引き継ぎませんか?

東日本大震災・南三陸町の経験といのちを・・・

投稿写真は老人保健施設ハイム・メアーズのバルコニーで海をバックに撮影したものです。




第一回エイジング・サポート・セミナー0726振り返り報告(結び)

2014年08月15日 | 日記

幸せな日の結びとして

みなさまのお力添えをいただき、
第一回エイジング・サポート・セミナーを無事に終えることができました。
いのちを語り合い、今こんな幸せの中にいることができるのはなぜなのか考えています。
やはりそれは、つないだいのちの重さなのかもしれません。


すべての皆さまに心より感謝を込めて申し上げます。

ありがとうございました。

そして今日の出会いをつなぎます。



第一回エイジング・サポート・セミナー0726振り返り報告(休憩タイム)

2014年08月15日 | 日記

第一回エイジング・サポート・セミナー振り返り報告

〔NO.3 休憩&ミニプレゼンテーション・タイム〕

15分間の休憩タイムを活用して
(株)ウチダシステムズ 医療・福祉施設営業部の山本朗弘さんが
テーマ「医療・福祉施設のリフレッシュの場を考える」
のミニプレゼンテーションをしてくれました。


職場の大小に関係なく、
心と体をフル回転しながらエイジングをサポートする方々へ、休憩やリフレッシュの在り方提言です。

高齢者福祉施設・医療施設において様々な実践をしている有能な設計士も数名参加してくれました。

生活環境、労働環境からエイジング・サポートを考えるというテーマも継続していきます。





第一回エイジング・サポート・セミナー0726振り返り報告(受付)

2014年08月15日 | 日記

第一回エイジング・サポート・セミナー振り返り報告

〔NO.1受付〕

ご協力いただいた後援企業の方には11時に集合していただきました。


配布資料のセット、受付方法と設営、会場への誘導方法を確認し
13時から受付を開始しました。

30分間で200名超えの参加申し込み受付、会費のお支払など。
中心となってくれた(株)メトス、(株)シルバーウッド・銀木犀のみなさま、ありがとうございました。

当日、編成したチームが役割を見事にこなしてくれました。
多少の混乱があったと思いますが、お許しください。






第一回エイジング・サポート・セミナー0726振り返り報告(手話通訳)

2014年08月15日 | 日記

第一回エイジング・サポート・セミナー振り返り報告

〔NO.7 手話通訳〕

今回は3名の聴覚障がいの方と
2名の手話通訳の方にも参加していただきました。
情報が途絶えがちな方との情報共有も大切なことです。


社会で孤立してしまう可能性が高いのです。

これから各種セミナー等でも手話通訳の導入が広がることを祈念しています。

私からも、ご理解とご協力を切にお願い申し上げます。









第一回エイジング・サポート・セミナー0726振り返り報告(出会いと再会)

2014年08月15日 | 日記

第一回エイジング・サポート・セミナー振り返り報告

〔NO.8 出会いと再会〕

 仲間となった人たちです。


 エイジングをサポートするゆるやかなネットワークかもしれません。

 しかし笑顔と思いをつなぎ続けることによって
 必ず有機的なチームになります。

 エイジング・サポート・ドリーム



 





























第一回エイジング・サポート・セミナー0726振り返り報告(名刺交換会&懇親会)

2014年08月15日 | 日記

第一回エイジング・サポート・セミナー振り返り報告

〔NO.6 名刺交換会&懇親会〕






同会場で100名を超える方々の参加をいただきました。
情報の次は、仲間になる「時間」です。


基調講演をしていただいた佐藤伸彦さんの前には名刺交換を待つ列ができました。

Facebookでの出会いが新たな出会いを生み出し、再会へ。

実に楽しいひとときとなりました。
これから、これは欠かせないと思いました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうござました。

第一回エイジング・サポート・セミナー0726振り返り報告(椰子の実合唱団)

2014年08月15日 | 日記
第一回エイジング・サポート・セミナー振り返り報告

〔NO.5 歌セッション〕

思い出を共有してくれる人、受け止めてくれる人がいないと少しつらい人生になるかもしれません。
また帰ることができるふるさと、帰ることができなくてもいつでも振り返ることができる「心のふるさと」があれば、豊かなエイジングをサポートできると思います。


そのようなメッセージを込めて

大正15年生まれの方もいらっしゃる
「椰子の実合唱団」5名のみなさまに
以下の2曲を披露していただきました。



「夏の日の思い出」

「ふるさと」



ごあいさつをいただいたのは、私のもと上司であり
(株)くれいん館・人間行動研究所所長、安部雍子さんです。
「女性マーケター会議」の初代議長であり、
現在も「一般社団法人日本ウエルエージング協会」会長です。

ちなみにこの協会は日本で一番早い1953年に「日本壽齢科学協会」として発足し、「老後をいかに生きるか」をテーマに活動してきました。
そして1981年に「日本ウエルエージング協会」として設立されました。

「ふるさと」は会場の方々と一緒に合唱ができ、会場がひとつになったように感じたのは私だけではなかったようです。

「エイジング」は「生き続ける努力の営み」

椰子の実合唱団の皆さまと、その歌声に勇気づけられました。
ありがとうございました。

「生き続ける努力の営み」は
草刈十字軍の主宰者、「地べたの哲学者」足立原貫先生のお言葉をお借りして使用しています。

第一回エイジング・サポート・セミナー振り返り報告(下河原忠道氏)

2014年08月15日 | 日記

第一回エイジング・サポート・セミナー振り返り報告

〔NO.4 パネルディスカッション〕


 パネリスト②
(株)シルバーウッド社長/銀木犀 下河原忠道CEO






千葉県下にあるサービス付き高齢者住宅「銀木犀」は高齢期の新たな住まい方、当たり前の暮らし方をサポートしています。
そこには看取り援助までが組み込まれています。

積極的に大学研究機関とのコラボレーションを展開しながら実践していくことが、新たなシステムを生み出しています。

それは常に入居者と向き合うから姿勢があるからこそ生まれてくる事業展開です。