利久(Rikyu)の「エイジング・サポート実践研究会」ブログ

エイジングする人とまちをサポート
看取り援助から地域居住へ・・・情報&ネットワーク、エイジングの新たな価値創造へ

第二回エイジング・サポート・セミナー1129開催のご案内(川島実医師)

2014年08月15日 | 日記
リレー講演を引き継いでくれる川島実医師は
もとプロボクサーです。
ウエルター級西日本新人王に輝きました。

今もアスリートです。









リレー講演;川島実医師を紹介するために、
以下の記事の一部を抜粋し投稿させていただきました。

日経メディカル、2012年1月号「家庭医のススメ」
「町民全体の家庭医を目指す 現場ルポ(1)」


(以下、川島実医師のコメントの一部です)

~僕はそもそも地域医療に興味があったので、本吉にとって最善の地域医療を実践することに注力しました。そのひとつに在宅医療があります。

まず、震災によって自宅や交通手段を失って病院に来られない人がたくさん増えたので、院内の診察に加え1日5~6軒、患者さんの自宅や仮設住宅にうかがって診療してきました。

また、基本的にどの地域も同じだと思いますが、お年寄りの患者さんは自宅で面倒を見るのが難しくなると病院に連れてこられて、殺風景な病室のベッドの上で全身を点滴の管に繋がれてそのまま亡くなってしまいます。それは現代の医療では当たり前のことなんですが、僕はそれがすごく寂しいような気がして嫌なんです。

入院していても具合が悪くなると住み慣れた自分の家に帰りたくなりますよね。それは間違っていないんですよ。その望みを叶えてあげたい。

僕の祖父は住み慣れた自宅で、家族に見守られながら亡くなったのですがそれが人の死に方としてすごくいいなと思ったんです。
だから本吉病院が入院可能になってからも、基本的に療養は自宅でしてもらって、家族がたいへんなときに病院で預かって休んでもらうという、在宅医療のためのベッドにしたかったんですよ。~

(以上、川島実医師のコメントの一部です)





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