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アガサとお茶を

ウィンザー城の近くにあるちっちゃな村から、イギリスの何気ない毎日をお届けします。

Alameda Restaurant (アラメダ レストラン) オンダビリアのミシュラン1つ星レストラン

2018年03月02日 | おいしいごはん記念館
  

昼寝から目覚めたらもう19:00(笑)。昼間見た海沿いのあのレストランにでも行く?とネットを見てるうちにオンダリビアにはミュシュランレストランがあると分かりました。その名は『Alameda Restaurant』。


20:00の開店と同時に行ってみるとこの通り店内はガラガラ。『予約してないんだけど大丈夫ですか?』とドキドキしながら聞くと、『もちろん! お好きな席にどうぞ』となんともカジュアルな受け答え。
 

アラカルトの他に「HONDARRIBIA」という60ユーロの6コースメニューと、「DASTAMENA」という9コースで98ユーロのセットメニューがありました。
ダンナと相談して、60ユーロのコースにそれぞれのディッシュに合ったワインを出してくれるワインペアリング(27ユーロ)を付けてオーダー。ちなみに高い方のコースのペアリングは39ユーロでした。


ミネラルウォーターを頼んですぐ、パンと突き出しが運ばれてきました。素敵なプレゼンテーションの突き出しを見ただけで早くもテンションが上がります。笑
 

いきなりデザートか?と思いきや、こちらはチョコレートにコーティングされたフォアグラムースでした。溶けないように氷の上に乗っかっての登場です。初めての味の組み合わせに感動しているとダンナが「チョコ+フォアグラは結構定番だよ」としたり顔。うぬう…なんかくやしい笑 竹のカップに入っていたのはジャガイモとカリフラワーのピューレ(だったと思う)。すごく美味しかったというのははっきり覚えてるんですけどねー。ははは。
  

このカラフルでケーキのようなお洒落な一皿はアジのたたきのスターター。マリネされたアジと酢漬けの野菜がきれいに盛り付けられ、シトラス系のフルーツソースとムースが飾られています。
 

スターターに合わせてお茶目なウェイターさんが最初のワインボトルを持ってきてくれました。軽めの白で、写真撮ったけどブレてて名前の識別不可能…。


お次はスターターの2皿目、ポルチーニマッシュルームのスープ。上にクリーミーなトリュフソースが添えられています。ペアリングのワインはRibeira SacraのLalamaでした。
 

地味な見た目ですがこれがめちゃくちゃ美味しかった‼ 半熟のたまごが一層のコクを醸し出して絶妙な味のバランス‼ この温泉たまごのアイデアは前にこのレストランで働いていた日本人シェフ考案だそうです。


感動に浸るのも束の間、お魚のコースが運ばれてきました。ダンナさんは白身魚のグリル、パンプキンとオレンジのピューレ添え。お魚はその日のお勧めにより変わるようです。


私はわがままを言って、アラカルトメニューにあったイカに変えてもらいました(ダメもとだったけどOKと言ってもらえてラッキー♪)。5ユーロの追加だったけど文句なしに満足。


ペアリングのワインはRias BaixasのSantiago Ruizでした。気前よく注いでくれるからさー、3杯目のこの辺からちょっといい気分になってきました。笑


お肉のコースは熟成牛のステーキ。付け合わせの野菜のグリルとキノコのソテーがピューレの上に添えられています。
 

見てください、この完璧な焼き加減‼ ステーキの上にふられた塩は知る人ぞ知るアニャニャの塩。1キロ600ユーロもするという高級塩です。2億5000万年前の塩だそうですよ。ホントかな?
 

ペアリングのワインはRiojaの赤、Contino。さすがリオハ、美味しかったー。もうちょっともらえない?と聞いてみたら、さすがに「ごめん、飲みたかったら追加して」と言われてしまったよ。笑


あっという間にデザートになってしまいました。チョコレートケーキにコーヒー味のアイスクリーム添え、ナッツとビスケットのクランブル&シトラスフルーツのフォームでデコレーションされています。
 

最後のペアリングはChivite Colección 125 Vendimia Tardíaというデザートワインでした。


食後にダンナさんはエスプレッソ、私はフレッシュミントティーをオーダー。ちゃんと砂時計を使って飲みごろを計ってくれます。こーゆー所はさすがにミシュランだよね。一緒に出て来たpetit foursも素敵。
 

本当に満足の行くディナーでした。量的に食べきれるか心配だったので6コースにしたけど、とにかくすべてが美味しかったので9コースにすればよかったかなー。


ちなみにこのレストランの反対側はバーになっています。帰りに覗いてみるとこちらもかなりカジュアルな雰囲気。こっち側の喧騒がレストランにまで聞こえてくるのはご愛敬。


あのファンキーな銅像があるところの城壁を出てすぐの大通りに面している入り口がバーへの入り口。レストランへの入り口はぐるっと回って裏側にあります。暗いとちょっと分かりづらいかも。
 

このレストランでの食事もあって、オンダリビアでの滞在はすこぶる満足度の高いものとなりました。大満足で夜のオンダリビアの街をてくてくとホテルに向かいました。
  

レストランのメニューは下記のウェブサイトから見られます。バスクに行ったら絶対に訪れる価値ありですよ!
http://restaurantealameda.net/en/menu/










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