年末年始はダンナさんのお義父さんとそのパートナーの家で過ごすことになった私たち。
お義母さんの家でのクリスマスだけでもう十分だったのに。。。ううう。。。
お誘いをいただいていた知人宅での日本式のお正月、、、行きたかったなあ。。。
車を走らせて約2時間半。レスタシャ―に到着です。
お義父さんとパートナーはかれこれもう20年近く一緒にいる仲(この辺りの経緯にはまたいろいろあるので、機会があればそのうちにご説明。。。)。

いつ来ても整然としている彼女のお家。インテリアもとっても私好み。
実は私は彼女が大好き。歳は離れてるけど、お互いの中に共通するものを感じます。たぶん彼女も同じように感じてくれてるんだと思う。。。
何かあるごとにお互いのパートナーについての話題で盛り上がります。驚くほどにお互いの悩みや状況が似ている私たち。『やっぱ親子だもんね、あの二人』と苦笑することしばしばです。

彼女のお家は運河のほとりに建てられた3階建て。2階にあるリビングの外に付いたベランダは、小さいながらも抜群の眺め。
夏の夕暮れにここでワインでも飲みながら運河の流れとその向こうに広がる夕焼けのフィールドをぼんやりと眺めたら最高だろうな。。。といつも思います。
大晦日にはお義父さんが予約してくれた近所のレストランへ。
今日は大晦日のスペシャルメニューでなんと
16コース!!!!
スターター4種、お魚1種、ソルベ(口直し)、メイン4種、デザート4種、真夜中にシャンペン&チョコレート、そして最後にコーヒーか紅茶でシメ、という殺人的に素敵なメニュー。
7時半にドアオープンで、カナぺをいただきながら(これは上記メニューとは別!)集まった人たちとレストランの中で談笑。じじばばさんばっかりです(笑)。
私とダンナさんは一番若いね、きっと。こんなにご高齢の方たちが、このメニューの量を果たしてこなせるのかな、、、と他人ゴトながら心配になっちゃいます。
でも結果的にはみんなよく食べてたな。。。侮れないペンショナー(年金受給者)たち。。。



あまりにも次々と出てくる料理の数々に圧倒されて、つい写真を撮るのを忘れてました。。。
気が付いた時にはメインの最後。ローストガモン(豚)のはちみつソースとグリルドアプリコット、だったかな。。。
デザートはがんばって2つ食べたけど、もう限界。。。
Banoffee pie(バナナとトフィーのケーキ)とLemon posset(レモンクリーム、あるいは濃厚なババロアみたいなもの)のショートブレッド添え。
どれもこれもみんなおいしかった~。約5時間にわたり食べっぱなしでした。
次の日はお昼ごろまで寝ていた私たち。
起きて朝食を食べた後(←まだ食べるか!?って感じだよね。笑)せめてもの腹ごなしにと運河沿いを散策。
ちなみにイギリスでは家族が集まるクリスマス後のボクシングデーや元旦にウォーキングをするのが一般的なよう。気候的には寒いんだけどね。。。

運河沿いの彼女の家を見ながら、これって自分が理想的とするな生活環境だよな。。。と、ふと思いつきました。
自分の頭の中にあったイメージが目の前に現れたって感じ。
ここにはもう何回も来ているのに、なんで今まで気が付かなかったんだろう。。。

外から戻り、あったかい紅茶をいただきながら、クリスマスケーキを頬ばるダンナさん(←まだ食べるか!??)を横目に、そんなことをぼんやりと考えていた年明けでした。
それにしても、よく食べたなあ。。。