はなん下からさき生まれた。

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日本人的反応

2006-08-26 20:01:56 | 世の中のこと
また甲子園のお話ですが、日本人って、分かりやすい人種ですよね。

・延長15回でも勝負が付かず、決勝が再試合となる。
 これに対して、「(もういいから)どっちも優勝にしてあげて」との声。

 僕は老人ホームに勤めているのですが、そこの入居者さんも言っておりました。
 こういった発想は、年配の方により多いようです。
 「努力した」「頑張った」ことを、最大限に評価するんですね。
 この際、勝ち負けはどうでも良くなります。
 一方、何かの本で読んだのですが、欧米では全く逆の発想をするそうです。
 考え方の順序が逆、といったほうが正しいかも知れません。
 
 「勝つ」「成功する」→「努力した」「頑張った」ことを認められる。

 目に見える成果がないと、やったことにならないわけです。
 「成果主義」というやつですね。
 こう考えると、成果主義が日本に根付かないのが分かる気がします。

・早実の斎藤投手が大人気。
 「ハンカチ王子」の愛称も。

 人気が出るのは分かりますが、ハンカチってアンタ…。
 日本人というのは、アイドルを作りたがるようです。
 その意味では、タマちゃん(アザラシね)とそう変わらないようにも思います。

 また彼は、ボクシングの亀田一家と比較されていますが、これも分かりますよね。
 彼は見るからに素朴ですし、インタビューを見ていても謙虚さが伝わります。
 どちらが日本人の気質に合うかどうかは、言うまでもないでしょう。

・NHKスペシャルが放映される。

 これもよくあることですね。
 僕も見てしまいました。

・巨人が斎藤投手を欲しがる。

 日本人的というか、ナベツネ的です。

・1ヶ月もすれば、みんな忘れる。

 うーん、日本人的。

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