先日、藤沢周平原作の映画『蝉しぐれ』を見てきました。
静かな映画です。
時代劇ながらチャンバラは1回しかありません
そう言えば、『たそがれ清兵衛』も『隠し剣 鬼の爪』もそうでした。
これも作風なのでしょう。
あらすじには触れませんが、タイトルについて少々…。
オープ二ングでは、蝉がじりじり鳴く小道が描かれます。
ラストでは、文四郎(市川染五郎)とふく(木村佳乃)とが語り合うシーンがあります。
それもやはり、蝉の鳴く夏の情景の中で描かれます。
『蝉しぐれ』とは、思い出や置いてきた過去の象徴として用いられたのでしょう。
僕にはそう感じられました。
ところでこの映画には、2人のお笑い芸人が出ています。
文四郎の親友、逸平(ふかわりょう)と与之助(今田耕司)です。
今田耕司はさすがです。
物語の中盤で突然出てくるのですが、その瞬間、劇場の中で何名かが失笑していたのです。
お笑い芸人たるもの、こうでなくてはいけませんね。
それに引き換え、ふかわときたら…。
完全にスルーされていました。
彼のほうは自然な流れの中での登場ということもあったのですが、何の反応もないのです。
ふかわりょうだと気付かなかった人も多いのではないでしょうか。
僕は途中までそうでした。
まあ、ふかわりょうは目鼻立ちがはっきりしていて、見ようによっては良い男です。
侍の格好が似合っていて、それで分からなかった…ということにしておきましょう。
静かな映画です。
時代劇ながらチャンバラは1回しかありません
そう言えば、『たそがれ清兵衛』も『隠し剣 鬼の爪』もそうでした。
これも作風なのでしょう。
あらすじには触れませんが、タイトルについて少々…。
オープ二ングでは、蝉がじりじり鳴く小道が描かれます。
ラストでは、文四郎(市川染五郎)とふく(木村佳乃)とが語り合うシーンがあります。
それもやはり、蝉の鳴く夏の情景の中で描かれます。
『蝉しぐれ』とは、思い出や置いてきた過去の象徴として用いられたのでしょう。
僕にはそう感じられました。
ところでこの映画には、2人のお笑い芸人が出ています。
文四郎の親友、逸平(ふかわりょう)と与之助(今田耕司)です。
今田耕司はさすがです。
物語の中盤で突然出てくるのですが、その瞬間、劇場の中で何名かが失笑していたのです。
お笑い芸人たるもの、こうでなくてはいけませんね。
それに引き換え、ふかわときたら…。
完全にスルーされていました。
彼のほうは自然な流れの中での登場ということもあったのですが、何の反応もないのです。
ふかわりょうだと気付かなかった人も多いのではないでしょうか。
僕は途中までそうでした。
まあ、ふかわりょうは目鼻立ちがはっきりしていて、見ようによっては良い男です。
侍の格好が似合っていて、それで分からなかった…ということにしておきましょう。