Kさん良い感じ~。
2月1日(雪)
荒島岳・小ナベ(H1410m)
ルート:R158~毛尻尾根~小ナベ~北稜~小ナベ谷~橋架谷~R158
メンバー:わさびさん・Kさん・shibata
昨年登った小ナベ北稜、その時に「滑っても面白いんじゃないですか?」とわさびさんと話していて、実際に訪れてみた。
結果、北稜は思ったほどではなかったけど小ナベ谷のほうは楽しめる。
仏御前の滝近く鉄塔から取りつく。
尾根上は、傾斜も強くクラストしている部分も多いため早めにクトーを付けて登る。
木々も凍りついちゃってます。
小ナベ直下は、風雪も強く視界も悪い、更にガチガチ斜面になってきたので、スキー脱いで、アイゼン歩行にチェンジした。
何も見えない小ナベで写真撮影後、すぐさま下山。100mほど下った辺りでスキーを装着して、滑降開始。
もうちょっとで小ナベです。がんば~。
標高1000mくらいまでは北稜を滑っていたが、段差があったり、藪っぽいので、小ナベ谷へと進路をとる。
谷はそれほど広いとは言えないが、吹き溜まったパウダーがありなかなか楽しい。
途中、滝が一か所出てきて、僕はすんなり下りれたが、Kさんがあわや滝つぼに落ちそうになる。
こんなところでびしょ濡れにならなくてよかったです。
小ナベ谷はまずまずの斜面。
この後、最後のKさん滝つぼへ落ちそうになる。
橋架谷と合流してから、所々谷割れあり、徒渉一か所あり。
30mほど登り返して、最後の杉林滑って取り付き地点へと無事到着。
思っていたような斜面ではなかったが、その他の良い斜面もあったし、収穫あり。
今度はそっち滑りに行ってみよう。
特攻隊長Yくん行きます。45度くらい?
1月24日(晴れ)
メンバー:oyaziさん・わさびさん・Kさん・Yくん・shibata
ルート:小原集落~横谷左岸尾根(1094を通る尾根)~経ヶ岳~北岳横谷滑降~林道~小原集落
僕とわさびさん、oyaziさんは2度目の横谷。
それほど悪かった印象は無かったというかあまり記憶に無い僕だが、
わさびさんとoyaziさんは良かった印象が無かったようで、僕の記憶力の無さが問われる。
7:00 小原集落過ぎた橋の付近からスキー歩行開始し1時間半ほどで取りつきの尾根末端到着。
雪がカリカリになっているところがあるので、最初からクトー装着。
oyaziさんは、クトーを持っておらず、そのまま上がってきていた。恐るべし!!
(ただ、見てるほうが怖いのでクトー購入してほしい)
クトー無くても気合で乗り切る by oyazi
稜線に出ると気持ちの良い青空が広がり、快適に歩いてゆける。
しかし、ちょうど頂上に着いた頃(12:00)にガスってきて、景色は全く拝めない上、風が吹いてきて寒いので、早々に北岳向けて戻ります。
でも、それから20分後にはまた青空広がって景色が見えてきた。なんでやねん!!
僕たちより遅れて頂上へ向かったKさんだけ良い景色眺めて戻ってきました。
滑降は北岳からちょっと下ったコルから。
最初は傾斜きついです。
状態が良くわからないので、ここはパウダー隊一番の上級者、Yくんに特攻隊長として行ってもらいます。
思っていた以上に斜面はカリカリ、所々パウダー&地雷あり。なんとも滑りにくい斜面のようです。
それでも、突っ込んでいった僕は、思いっきり転倒&前回り。Yくんのようにはいきません。
カリカリ&プチデブリには泣かされます。
その後も斜面はしばらく、カリカリが続いて、脚がパンパン。
傾斜が緩くなってきてからようやく楽しめるようになってきました。
途中、少し谷の出ているところもあったが、全然問題なく林道到着。
傾斜の緩くなってきた後半は、広大な斜面の滑りを楽しめました。
後は、パンパンになった脚で耐えながら林道をとばして行くだけ。
15:00過ぎ小原集落到着。
この、横谷良い時期を選べば楽しい滑りが楽しめそうだが、なかなかその時期を掴むのが難しい場所のようだ。
静かな世界。
1月12日(雪)
岐阜県白川村
くるみ谷右岸尾根(H1491mまで)
メンバー:わさびさん・ベルグラoyaziさん・Tさん・shibata
県内でも十分雪はあり滑れるのだが、メンバーも集まったことだし、たまにはサラサラパウダー求めて遠征しようと向かった先は白川郷近くのくるみ谷だ。
野谷橋のところにちょうど除雪してあるところを見つけそこに車を停めて7:00出発。
除雪の山を乗り越えてスタート。
スタートから思っていた以上にラッセルが深く膝上。
トラバースも慎重にしないと川へ落ちちゃいます。
右岸尾根に取りつくと傾斜が強く雪も深くなり所々太ももラッセルとなる。
杉林の中は幾分雪がしまりラッセルが楽になる。
代わる代わるラッセルをしていくが、時間的に稜線までは無理と判断し、標高1491m地点で行動終了。(13:30)
登りの最中はほとんど休憩しなかったので、ここでちょっと休憩してお楽しみの滑降開始!
滑り出しは、年齢順ということでoyaziさんが突っ込んでいきます。あっという間に見えなくなっていく。
傾斜は強いけど、雪深い上、重めのパウダーということもありそれほどスピードもでないのでガンガン滑っていける。
下部の杉林がちょうどいい間隔で、楽しく滑っていたらくるみ谷の方へ早く降りすぎ、いやーなトラバースをする羽目に。まーこれも山スキーならではでしょう。
こんなところ出てくる予定じゃなかったんだけど。
稜線まで届かなかったのは残念だったが、雪がしんしんと降る中、聞こえてくるのは僕たちの声とラッセルする音、そして小鳥の鳴き声だけという静かな山スキーが楽しめた。
ラッセルのしんどさの中に良くわからない気持ち良さがある。これだからまた行きたくなるんだろうな。