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月下の走術師のいつでもスポーツカーに乗ろうと思う

それは、血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ…

カメラ業界もオーディオ業界のように凋落してしまった

2023-06-27 | 写真とカメラ

一時は一眼レフタイプとミラーレスタイプで数台持っていたデジタルカメラも今やこの2台きりです。もう風景写真を撮りに行く事も無いですし娘も写真で撮られるのは嫌がる年頃です。ただ出先で写真撮りたいなと思う時にはスマホのカメラでは物足りない事もあります。IXYとPowerShotはキヤノンがまだ家電メーカーに出遅れていた頃に一世風靡したブランドで私がまだ持っているのは末裔の650とG7Xmk2です。どちらも度々の値上げで私が買った時より数万円も高くなっています。

たまたま見た新製品紹介サイトでIXY650は38500円程度になったそうです。正直買値の2倍ですが、もうこんなカメラは誰も買わないでしょう。新型のスマホを買ったほうが良いと思います。デジタルカメラの値付けって今じゃ何処もほとんど同じなんですよね。特に都内の有名店などは殆ど似たような価格で上下しています。これって談合じゃないのかな?

80年代の半ばからオーディオビジュアルに凝った事があったんですがあの時も購入してしばらくすると改良機種が出て悔しい思いしたことが何度かありました。いわゆるMark-X商法ってやつです。カメラも今は大抵Mark-X(Xは数字)とか単に何たらX(勿論数字)で改良機をバシバシ出してます。その後オーディオ業界は性能も良くなったけど価格もどんどん上がって今じゃよほどの酔狂な人でないと買えないような価格設定になっています。まあカメラもライカのような海外ブランドは性能の割に国産機と一桁異なる価格で販売していますので国産機がそれに追従してきたと思えばいいのかもしれませんね。

こうなってくるとヤバいのは光学製品メインの会社であるニコンとかペンタックスなんかは業績が傾いてしまうと思います。ニコンは半導体製造装置なんかもやっているようですがやはりメインはカメラ関係ですからね。ペンタックスに至っては未だリコーがブランド整理しないのが不思議なくらいです。※リコーは独自でブランドを持っている




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