mi piacciono…

la vita per quelli che mi piacciono

レオナルド・ダ・ヴィンチ展@東京都美術館

2013-05-04 21:51:48 | 歴史よもやま
この時期、無謀と思いつつ行ってきました。

私がイタリア語を始めたキッカケであるチェーザレ・ボルジアとも深いつながりのあるレオナルド。

アンブロジアーナ美術館は訪れてはいるものの、記憶として残っているのは、

1.美術館までの道のりが、オシャレでステキだったこと。

2.建物が、他のイタリア建築とは、少々趣が違ったこと。タイル使いが印象的だったこと。

3.レオナルドの弟子、サライが模写したと言われている洗礼者ヨハネを見入っていたところ、学芸員のおじさまが懇切丁寧に説明してくださり、その後、その部屋の作品を一つ一つ、優しいイタリア語で説明してくれたこと。

くらいで....。

手稿?まったく記憶なし。



ま、いいんです。ルネサンスのあの雰囲気に浸れれば。


日本での展示会って、メインの作家の作品って、ほんのちょっとで、その他諸々が殆どだったりすることが多いのですが、これも残念ながらそうでした。


それも、別にいいんです。織り込み済みだから。


感激したのは、消えそうなレオナルドの手稿の中に、兵器や軍事に関わるものがあったってこと!

これってこれって、チェーザレも見ているんだよね?ね?ね?

それだけで、もう大興奮でした。



試しに、惣領冬実の「チェーザレ」1巻を買ってみました。

塩野七生先生の「チェーザレ・ボルジア - あるいは優雅なる冷酷」に匹敵する.....のは難しいでしょうから、その半分くらいのワクワクは得られるのか。

読んでみたいと思います。



他にもねー。面白いんだけど難しくて、もう10年近く積ん読にしている「ダ・ヴィンチとマキアヴェッリ」とか、チェーザレ関連の本がウチにいろいろあるんだけどねー。なにせ老眼キビシくて。

今日の1曲 宝塚歌劇団1996年月組公演「チェーザレ・ボルジア―野望の軌跡―」主題歌

あんなに何度も見たのに、どんなんだったか忘れた。

どこかにCDもビデオもあるんだけどなー。