THE GREAT JOURNEY partⅡ

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久しぶりの尾道散策 ~時代の流れがちと寂しい~

2018-10-24 21:33:00 | 旅行・散策・酒放浪
先日の休日
久しぶりに大好きな街・尾道へ
日帰りで訪れた

もうかれこれ何度訪れているだろう
一番最初に訪れたのは大学1年生の冬
最後に訪れたのはいつだったか??

尾道の街に行きたくなったきっかけは
言わずと知れた大林宣彦監督の尾道三部作
”転校生””時をかける少女””さびしんぼう”

特に”さびしんぼう”は僕の中でも
いろんな映画を見て来た中でもベスト3に入る
僕の中の『大切な映画』


尾道の高台から尾道水道を経て向島を眺める

行く度に「ノスタルチック」で
「はじめて訪れてもなぜか懐かしい」
大林監督の名言が胸に残る素敵な町です

今回は大学時代の旧友と言ってきました

午前8時台の新幹線で福山で下車
そこから在来線に乗り換えおよそ15分位で尾道に到着

尾道駅前は再開発中なのか
昔の面影はほとんど残ってなく
駅舎は工事中だが駅前は悲しいくらい”小ぎれいに”になっている
昔を思う旅人にとってはかなり寂しい感じがした




久しぶりに下車した尾道駅

先ずは尾道ラーメンを一躍有名にした名店
朱華苑へと足を伸ばす

この店は並ぶのが必須で
特に休日となるとかなり並ぶ
今まで避けてきたが相方の立っての希望で
並ぶのを覚悟で店へと散策がてら向かう









商店街を懐かしながら(シャッター店が多かったなぁ~)散策しながら
お店へと向かう。当時、映画ファンがよく集まっていた「TOM」の店はもう無い

あちこち寄り道しながらお店へと到着
開店時間は御前11時で着いたのが11時10分過ぎ...
それでもうかなりの列ができていた


もうすでにかなりの行列

小一時間くらいかかるかな?と思ったけど
店の回転率がいいのか30分足らずで店内に入れた
今までは並んでいない店で食べていたけど
初めて朱華苑での”尾道ラーメン”を頂いた


朱華苑の尾道ラーメン...ビールと一緒に頂いた

コクがあるけどすっとのど越しが良くて
あっという間に食べ終わった...
うん、並ぶ理由がわかる。美味かった

お腹いっぱいになった後は
ロープウェイに乗って千光寺方面へ向かう


女性はお腹いっぱいになってもデザートはやはり別腹なのねww


千光寺公園についた後は
今となっては面影も案内もなくなっている
尾道ロケ地巡り...思い出しながら暖かい陽射しの中歩く

尾道はお寺が多く”お寺めぐり”は今でも地図等で案内していますが
映画ロケ地マップや案内版などは全く無くなっていた













文学の小道あたりは昔の面影を多く残していた
尾道は猫が多く、”ネコのまち”としても有名だそうだ








いたるところにネコの置き物やほんとにネコによく出会う...

山の上から尾道市街地をバックに...
ここからの景色だけは何十年経っても変わらない...











映画「時をかける少女」で有名になった
”タイル小路”を探すも案内もマップも無く
昔通った道をお互い思い出しながら探す

先ほども述べたが、尾道には”ロケ地マップ”や案内版が無くなっている
街並みを歩いていると大林監督からの張り紙が貼ってあった



字がぼやけてしまっているが、要はこういうことだ
尾道は坂道が多くそして民家が隣接しあっている
そして観光客だけではなく、本来そこに住んで居る人達の生活の場が
観光化されてしまい...住民の方達の生活の場が失われているのがその時の現実だった

大林監督はそのことを考慮してこのような張り紙やロケ地マップなど
もう設置しなくなったようである

やっとの思いで探し当てた”タイル小路”は
当時の面影は多少残っているが、無残な痕跡となっていた






このような感じ...場所は先程の通りここでは記載しません。
訪れる人は是非静かに探して、そしてゆっくりと時間の流れと尾道の空気を感じて散策して下さい

夕方近くになり尾道市外へと戻り
お腹もすいてきたので
尾道名物その2....尾道焼を食べに店を探す


尾道焼は広島風お好みとは若干違う。イカ天を入れるのがオーソドックスだそうだ

食べた後は北路線を戻り
尾道~福山へ...そこから新幹線で新大阪へ向かう

一緒に訪れた旧友とはここでお別れ

日帰りの小旅行みたいな感じになりましたが
久しぶりに訪れて、かなりの変容でちょっと寂しい気持ちもあったが
やっぱ尾道は尾道...まだまだ訪れたいところが残っています

それはまた次の機会に!!

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