THE GREAT JOURNEY partⅡ

趣味のゴルフ、自転車、バイク、海外旅行に音楽やラジオ、飲み歩きなどの趣味と日常のブログです

2018年夏ツーリング3日目

2018-09-16 16:42:00 | 2018年夏ツーリング
8月28日(火)

夏ツーリングも早いもので今日で3日目

昨夜、久しぶりに訪れた「カニ旅館・みやた」さんで
大将、女将さんにかなりご馳走になり
飲んで、食べて部屋に戻ってそのあとは爆睡

気持ちよく朝を迎えると
女将さんから「朝食できてますよー」と

食事部屋に行くと
すでに豪華な朝食が用意されていた


朝から豪華なお食事

昨夜食べたのが
つい数時前に食べたような感覚だった
それでも朝になると胃にこれだけ入るのだから
人間の身体は贅沢なもんだww

朝食後チェックアウトの準備して
部屋を出る

大将は朝から用事で最後の挨拶は出来なかったが
女将さんとまたの再会を願って一緒に記念撮影


女将さんにはいつも癒されます

今日の予定はまだ未定
とりあえず南下しようとバイクを走らせる

この日は朝から曇空
天気予報では昼頃にかけて雨が降るとの予報

雨に落ちかれないようにバイクを走らせる
1時間ほど走ると小高い丘に出て来た
案内表示板には「但馬コウノトリ空港」と

「こんなところに空港があるなんて...」



ここから大阪方面にも飛行機が出ているらしい
おそらく規模的に見てもプロペラ機なんだろうな...
大阪まで40分ほどの距離とのこと

こういうパッケージ化された空港も良いもんだなぁ~
と感じながら建物をバックに写真を撮って
再び走りはじめる

この辺りは豊岡市郊外...ふと頭によぎったのは
「そういえばこの辺りに植村直巳記念館があったはず」

2010年に自転車で10年以上かけて
世界2周し、植村直己冒険賞を受賞された
サイクリスト・中西大輔さんの授賞式を見に来て以来だったので
久しぶりに寄ってみようと立ち寄る


8年振りの訪館...植村さんの世界観がここで感じられる

入館料を払って久しぶりに中に入る
時間はたっぷりある...
このひと時を大事にしたくて全ての展示物を再度食い入るように見てた


入り口はクレバスを未チーフにしている


2時間ほど見終わると出口付近には
ここを訪れた日本の冒険家の写真が一面に貼られている
その中に大学の大先輩のアドベンチャーランナーの
高繁先輩の写真があった


日本を、世界をバギーで駆け抜ける高繁先輩

外に出ると雨模様となっていた
3日目にして初めての雨...
カッパと荷物にカバーをして雨の中を一路南へ

途中、柏原市内にはいると「大ケヤキ・木の根橋」の
案内表示板が目に入り寄って見ることに


樹齢1000年以上の大ケヤキの根が橋を支えているという...すごい

見入っていると観光協会のボランティアさんの
何とも楽しいおじさんが話しかけて来てくれた
「バイクで日本一周でもしてるんかいな?」と

僕:「いやいやそんな大それたことはしてないです。」
おじさん:「和泉ナンバー見てな...あの富田林から脱走した奴は知り合いか?」
僕:「いやいや知りませんよぉ~..ただ実家からは近いですよ」
おじさん:「どこにおるんやろな?ここに来たら捕まえたるんやけどな」
僕:「よろしく頼んますわ。」
おじさん:「ところでここ柏原の歴史を教えたるわな」

と...楽しい口調で何とも詳しく柏原のことを話してくれました

おじさん:「ここ柏原は織田氏の外様大名で一度織田氏の血脈が途絶えたけどな
信長の次男・信雄がな子孫を残してここにも血脈が残ってるとこなんやで」
僕:「へぇ~そうなんですか!勉強になります」
おじさん:「スケートの信成君知っとるやろ。マスコミが彼は信長の血筋が流れとるとか言っとるけど
実は違うんやで...彼もな、マスコミのせいでな..可哀想やな」
僕:「えぇ~そうなんですか!(◎_◎;)。マスコミを信用するとえらいことになりますね」
おじさん:「もう一つ。30年程前にな、ここに青江三奈とかコンサートに来ることになっててな
時間になっても来えへんかってな。実はマネージャーが大阪の柏原市と間違えてて、彼女らは
大阪の柏原に行っててん。その後3時間遅れで無事にコンサートは出来てんけどな」
僕:「笑....まじっすか?」
おじさん:「あの頃は携帯もないしな...これはホンマたまげた話やろ」

と、いろんな柏原に関する事を教えて頂きました
ついでにこの大ケヤキをバックに写真を撮っていただきました


大ケヤキの「木の根橋」をバックに...

織田氏の血脈が注がれている柏原の街。祀る織田神社。

柏原を後に「さて今夜の宿はどこにしよか?」と考えつつ
バイクを谷川方面へと走らせる


首切り地蔵...ととても浮サうな場所に立ち寄る

福知山線の谷川駅から加古川線に分かれる
最初の駅・久下村駅に立寄る


加古川線・久下村駅にて

この辺りにはホテルも宿も少ない
けれど古民家を改装して民泊的な宿があったので
そこに今夜はお邪魔することになった

2部屋しかなくて一日・2組限定の宿ですが
昨夜まで、そして明日から予約で埋まっていたが
この日だけは奇跡的に1部屋空いていた

そこを経営している方と
ここを拠点に街づくりを学んでいる関西大学の
生徒、大学院生の方が泊まってらっしゃったので
いろんな話にそして若い子が頑張っている事に
元気を頂いた

近くのお寿司屋さんを紹介して頂いて
今夜はそこで夕食となった

「大黒屋さん」
もう半世紀以上お店を開いているらしい



またここの大将がこれまた面白い方だった

大将も若いころはバイクに乗っていて
日本各地を回っていた話や
歴史、特に幕末ものが大好きだそうで
これまた話があってしまって、お酒と美味い料理が
時間をドンドン楽しい方向へ進ませる

大将から「ぜひ藤沢周平を読んでな!」と
いろんな本を紹介してもらった
特に面白いのは「たそがれ清兵衛」...
ツーリングから帰ってすぐに実は本屋に寄って購入
今読んでいるところなのだ

時間はあっという間に日が変わろうとしていたので
大将と記念写真を撮って店を出る


「寿司屋・大黒屋」の大将と記念撮影を...また行くからねぇ~

いい気分で宿に戻り
学生さんはもう寝ているので
そーっとシャワー浴びて出て来ると
オーナーさんとお会いしてそこでまた色々お話を...

時間も遅くなって来たので
部屋に戻りそのままベッドイン...

こうして3日目もいろんな出会いがありました

旅は止めれませんねww