阿雲の呼吸

 
阿部 敏郎 と 雲 黒斎

かわいいオヤジの、怪しい交換日記

脳と言葉

2010年05月18日 | 雲 黒斎
>思考を司る脳は、大脳新皮質。
>そして覚醒体験は、原初的な脳である脳幹体験だと思って下さい。


あ~~~~。

これ、わかります。


ちょっと話はずれますが、「脳」がらみで思い出したことがあるので書かせてください。


こういう発言をすると、また神秘体験的な誤解を招いてしまうかもしれませんが、書いてみます。

その体験によって、僕の中で決定的に変わったものがいくつかあります。

一つは価値観。

表現が難しいのですが、僕はこれまで、この価値観の変化を「裏返る」と表現していました。

その「価値観の裏返り」によって見た世界を、メインブログで綴っています。

上記はこれまでもブログを通してお話してきたことですが、そのほかにもどのように伝えたらいいのかわからない変化が2つあります。

一つは「脳」、もう一つは「言葉」です。

「脳」に関してはその変化を体感として味わいました。

脳の構造自体には変わりありませんが、シナプス(ニューロン間接合部)の繋がりが劇的に変わったように感じます。

バラバラだった情報が、瞬く間に一つに繋がる快感。

それはまるで「ずっと解けなかった知恵の輪が不意に外れた時の気持ちよさ」を何倍にもしたような感じでした。

そして、そのシナプスの繋がりの変化に伴って変わったのが「言葉」でした。

特に古くから使われている慣用句や四字熟語などは、その言葉の奥深さに数々の感銘を受けました。

「この言葉って、ホントはこういうことだったのか!」

そういった、言葉や意味への気づきが怒濤の勢いで続きました。


自分が思っていたものとはまるで違う本来の言葉の意味。

それを知ったとき、言葉というツールの持つ奥深さと危うさを、同時に知りました。


(  ̄Д ̄) 『言葉は意味ではない。言葉である』


その時聞かされたこの言葉が、僕の中でとても大きなものとなっています。


 

↑ これとの縁も、とても大きなものとなっています。

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