去年10月天沼さんが逝きました
このブログでも時々彼女にお目にかかったことを載せて
頂きました。
「デポー39」設立すぐに「東京インターナショナルギフトショー」の
我がブースにお立ち寄り頂き、天沼さんとのお付き合いが
始まりました
私も輸入雑貨店をはじめアメリカからのキッチン雑貨の紹介です
それから数十年、「お互い年を取りましたね～」と慰め合い
つつライバルでした。（言ったことは無いですが）
彼女のプロジュースは見事に当たり多くの方が集まる
「輸入雑貨」の括りをアンティーク小物として確立していきました
ほとんどの雑貨フアンが「デポー３９自由が丘」店を訪れ、
日本には無い文化の匂いやノスタルジックの世界観に
驚かれたと思います
(浜美枝さん)
彼女の予想は思った以上に当り戸惑いも有ったようですが
自信と日々邁進の多忙さで有ったと思われます
この日、花に囲まれた会場には絵顔の写真、新鮮な花での献花
「彼女と私の関係」とは違う立場の
若い方が溢れていました。
私が思うに、ショップを閉めた後での新しいお付き合い
の方たちのようでした。
「デポー39」の整理後か彼女はその歴史を背負てボランティアの
行動的な支援や執筆活動をこなしていました。
以後「物」を売るのではなく「自分を売る」
プロデュース拘りました
「デポー３９と言う名前を今も続けられよかったわ」と感謝も
聞きました
この日の「お別れ会」はデポー39のその頃のスタッフの
方々のお顔も見られず新しい関係先の仲間にシフトしていた
事が分かりました。彼女の存在はそれらの人に重要であり
達成への道程だったはずです。
その得意を充実して「デポー３９」を閉めてから彼女はとても
人間的にゆるく、穏やかになっていました
天沼さんの終りの本です
「お別れの会」で頂き最近やっと読み終わりました
こんなにさっぱりと「終わりじたく」が出来たならと・・
これでお別れです。
11月のお別れの会からここまでひっぱってやっと
本当の「さよなら」が出来ました
良かったら・・・・・・・・よんでね
 |
身ぎれいな終いじたく |
| 天沼寿子 | |
| メディアファクトリー |
