あばABAブログ

津山市阿波の情報をみんなに提供します。
どんづまりで何もない村ですが、自然が残っています。

1000人の村 阿波

2011-02-03 06:19:35 | 日記
雪に埋もれた萱葺き民家。
この民家は阿波を100年見てきた。
後、何年見ることが出来るのだろう。

雪は毎年、降っている。
雪はずっと阿波のことを見ている。

ところで、
ここ5年、阿波の人口は15人づつ減っている。
合併もあって、その減りは一直線の様相をみごとにみせている。

かつて阿波のは1600人いた。
しかし今600人余。
阿波に籍はあるが、実質には施設、病院にいる人を除けば600人を切っている。

これから子どもが生まれる新婚者の数を考えたら、減り止まりはあと5年はかかるのでは。
500人。
その後、どうやってそれを維持していけるか。

1学年で6人の子どもを確保できれば、将来は6×80年で480人。
なんとか、6人を確保できれば・・・

50年前、小学校のクラスは20名だった。
20人×80年は1600人。
一学年何人×平均年齢はよくあたっている。

10年前、全校生は55名 1クラス9名 ざっと10名。

現在、全校生35名 1クラス6名。

50年前20名、

幼稚園、小学校がつぶれたら、阿波で子育てをする人は半減。
子どもが居なくなると、土台が亡くなり、致命的。

今70歳以上が200人。
人はいつまでも生きれない。
10年で150名はなくなる。

10年で300人。
何もしなければ必ずそうなる。

今、幼稚園が5名とか6名とか。
1クラス2名。

これを5年で
6人にする。

今年は1人。
来年は1人。
この積み重ねが5年後は6名。
500名でくい止める。

これが出来れば、土台が出来る。
土台が出来れば、はずみが出来る。

8人になれば、600人

10人になれば800人

13人になれば1000人。

15人になれば1200人。

1人づつ、一歩一歩。
それが生きることなのかもしれない。