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hotひと息ついてみよ

今日も一日おつかれさま。そう自分に言ってあげよう。

すっかり若草色

2016-04-30 23:09:15 | 日記
お花見日和ともなると
近所の公園は
それはもうにぎわって
私も
時間をみつけては
今年は数回 花を見 だんごも食べた

でも
桜より好きなものは
柳の新緑
一週間も違うと
少し緑色が深まりゆくから
柔らかな
透明感のあるこの若草色をみることができるのは
きっとほんのわずかな期間

ほら見上げている
桜の花の隣りのこの柳

このピンクとうすい緑のコントラストが
とにかく
とにかく
大好き

そして今は
少しずつ次の季節に移りゆく


一年生のお母さんとなるKさんへ

2016-03-31 23:28:03 | 日記
「いい子だよね」
母になれば 誰もが
自分の子どもにその言葉を掛けられれば
それは幸せ

どこかで
子どもは親のしつけの愛情の成果のように
親である私も 周囲の大人たちも
そんなふうに思っているのは
大きな勘違い

いい子のお母さんは
いい育て方ができた人
そんなことはないから
 
子ども達って そんな簡単なものでなく
でも 意外と単純であったりもする
すごい繊細なのに 非情な言葉も口にするロマンチストのリアリスト

小学校だったり
親が自分の子どもを他人の手に委ねるとき
子どもへの評価が親の評価のように思うことはない

大人にとってのいい子って
その大人にとって 育てやすいとか 話がわかるとか
そんな都合のいい子であったりもするから

それは親にとっても
子ども達にとっても
失礼極まりないことだと

そんなこともわからない大人たちの言葉などに
左右される必要はない

安心して
気負わずに
静かに 穏やかに 
そして わくわくしながら
新しい一歩をあなたの大切なその子と一緒に
踏み出す季節を迎えてほしいって

こころいっぱい思っています




そうか新月伐採って

2016-02-28 23:29:41 | 日記
「新月伐採」
虫が食わない、長持ちすると
なぜなぜ
その不思議に
私のお師匠さん的存在の
地元の農家さんが
「重力の関係で、水分が上に上がらないから」って
そうか そうか
けれど いつでも いくらでも伐採してしまうのはいけないという
木と人とのつき合うための知恵でもあるって
そうか そうか

そういえば 
甘くうまい「雪下キャベツ」
冬場の根菜のように 
寒さから身を守るために
野菜自ら甘くなり
雪の下で 冬眠状態でいることで
水分を吸収しないからえぐみもない
これもまた教えてもらった

水だって
光だって
闇だって

すべて 地球規模での約束ごとがあり
その中で うまいこと回っている

いつからか
人間だけ
その場所から離れてしまった
それもまた知恵かもしれないと思いながらも
その約束ごとに身をゆだねて
その場所に戻ってみたいと
こころが動くときには
からだもその思いに合わせることもまたいいものと

次の新月はいつなのか
毎日 月を眺めながら
その時の闇を 静かな気持ちで迎えようと
そう思うのって 少し豊かな贅沢な心もち
すごく安上がりだけど



知恵深く過ごさねば 大人なのだから

2016-02-25 23:22:21 | 日記
私が思っている以上に
人はいろんな環境の
いろんな家庭で日々を過ごしているものだ

そのことを
いいとか
悪いとか
誰が判断するのだろう

きっと幸せになるとか
いずれ苦労するよとか
誰も決めることなどできないはずなのに

傍観者のステータスでものを言う人に限って
声高らかに
自信満々で

「頑張れ」とか
「しっかりしろ」とか
もういいからって感じ

それは相手が聞きたい言葉でなくて
あなたが言いたい言葉
そしてわりかと 言いっぱなしの言葉
もういらないからそんな言葉

自分の口から出た言葉って
思っている以上に
人も傷つけ
思い悩ませ
分かっている?
それって優しさとかじゃないから

今日は疲れた一日だった

でも それってよくあることで
こころのどっかで
こころの大部分で
諦めて
やり過ごしている

ことを荒立たせずに
円満に生きるための知恵ってやつかもしれないね





この冬のおとしもの

2016-02-18 21:44:11 | 日記
道に しばらく前から
手袋が かたっぽ落ちている

かたっぽだけの手袋って
なんかとてもかわいそう

持ち主が探しあてて
きちんと 持ち帰ってあるといいなって思いながら
毎朝 窓から外を眺めている

でも やっぱり
ぽつんと取り残されているかたっぽだけの手袋

黒いし 小さめだから
きっと小学生の男の子だと思う
ニットでなく 防水素材のようだし
雪遊びもできるようにって
お母さんが買ってくれたものかもしれない

昔は 私が子どもの頃は
手袋には紐がついていて
二つが離れ離れにならないようになっていたのに

早く見つけてあげないと
春になってしまう

道の真ん中だと 車に踏まれしまうかもしれないって
少し道の端のほうの
道路より少し高くなった茂みに置きなおした

でも取りにくれば 探しにくれば
ちゃんとわかると思うのだけれど
それが良くなかったかなって
見つけにくかったのかなって
もうずっと私は後悔している

かたっぽだけの落し物

絵本の中では
雪の日に 
おじいさんが森の中で落とした手袋のかたっぽに
ねずみやかえる、そしてうさぎ、きつね、おおかみ、いのししと
みんなが中に入って なにやら楽しそう
だけど
でも やっぱり
ぽつんと落ちているかたっぽだけの手袋は
すごく すごくかわいそう