去年の今頃・・・

去年の今頃って、なにをしてたんだろう？と、１年前のデータを見てみた。
そうだった！ちょうど、お隣のうちの庭で子猫を見つけた頃だったんだ。

ミルクをあげて、餌をやって、ウチの敷地に来るようにして・・・

すこし慣れてきた頃、お母さん猫が姿を消して・・・

子猫をつかまえ、疥癬の治療をして、ウチの中に入れて・・・

そして新しい家族をみつけて・・・

なんだか、遠い昔のことのような気がする。

新しい飼い主さんとは、最初にメールのやりとりをしたまま・・・

こちらから「どうしてますか？慣れましたか？」とあれこれ訊くのは、未練がましいようで相手に迷惑かな・・・と思って。。。

きっと近況が届くだろうと待っているうちにどんどん日が過ぎ、メールを出しにくくなって・・・
　　
友達経由でさりげなく近況をきいても、飼い主さんが体調を崩したこと、仕事が忙しいこと、そしてシャンプーしようとしてチャチャにひっかかれたこと・・・そんなことしかきけなくて・・・

ますます、メールしづらくなって・・・

でも、夏休みに意を決して？「残暑見舞い」という形でメールをしてみた。

しばらくしてから

「チャチャは、最初のシーズンを迎えたあたりから急に飼い猫らしくなってきました」

というお返事がきた。

“飼い猫らしくなってきた”という言葉に、“ああ、慣れるまできっと大変だったんだな・・・”と察して・・・

せっかくみつけた安心できる場所（娘の部屋）から、違う場所に連れて行かれてしまったチャチャの不安でいっぱいの姿、苦労している飼い主さんの姿を思い・・・

あのまま、飼ってあげることができたらよかったのに・・・なんて思ってしまった。

すっかり、しっかり、新しい家に慣れて、家族の一員として、動かぬ地位と安心感をもっていたなら・・・「会いに行ってもいいですか？」といいたかったのだけれど・・・

まだ、ちょっとムリみたいだな・・・

チャチャ、遠くでそっと祈っているからね。「幸せに！」