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自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

マルシン工業 モスバーグM500 ガスガン

2025-06-09 13:10:43 | Gun

こちら山陰もとうとう梅雨入りしました。

朝からモヤモヤとした湿気を帯びた空気が漂っています。

こんな日は体がだるくて眠くなりますね。

と言ってますが、今日の鉄砲は、「マルシン工業」のガスガンですが、ショットガンタイプです。

これです。

モスバーグM500 12ゲージショットガンです。

もちろんエアーソフトガンです。

このエアーガンは、ストックやフォアグリップ、トリガーガード以外は全部アルミと亜鉛ダイキャスト、真鍮で出来ています。

そのおかげで、重量が、3150g有ります。

見かけよりずっしりと手応えがあります。

フォアグリップを操作すると、「ジャキ!」と、金属のいい音がします。

まさしくショットガンの音です。

悪党どもは、この音を聞くと縮み上がって逃げるそうです。

この「モスバーグM500」ですが、アメリカのロスアンゼルスに行った時、ダウンタウンのインドア射撃場で撃ったショットガンです。

射撃場のインストラクターが、日本人をビビらせてやろうと思ったのでは無いのでしょうか?

「This is free!」と言って、このモスバーグM500を手渡してくれました。

そして、西部警察の大門さんの様な顔に掲げて構えると反動で顔面に怪我するぞと言う様なゼスチャーをしてくれました。

私は、ショットガンを撃つのは初めてでしたが、物凄い反動が有るのは知っていました。

しかもこのモスバーグはグリップが、パックマイヤーのピストルタイプのグリップで肩に当てるストックの無いタイプでしたので、反動が右手に全てかかる状態でした。

なので、脇をしっかりと閉めて、腰に銃を当てがい、銃口を7メートル先のマンターゲットに向けてゆっくりと引き金を引きました。

「ドーン」と言う底っ腹に応える様な発砲音と空気振動を感じ、右手には豪速球を打ち損ねた様な痛みが走りました。

驚きましたが、もう1発残っていたので、フォアグリップを引いて次弾を装填、この時の「ジャキン」と言う音が、「あ〜ショットガンだ〜」と感じつつ、2発目を撃ちました。

「ドーン」と言う音と反動を全身で感じ、空のシェルを排出して、インストラクターに手渡ししました。

もちろんエジェクションポートを開けたまま渡しました。

次に、他の日本人旅行客2人にも撃たせてましたが、1発撃っただけでギブアップしていました。

いやー、ショットガンって楽しいですね。

山に行って鳥撃ちでもしたくなります。

実銃の話はそれくらいにして、マルシン工業のガスショットガンですが、さすがモデルガン会社だけあって外観は非常にリアルです。

この銃は、

銃身に、ヒートガードが付いていて、警察や軍に向けた物をモデルアップしている様です。

この穴がボツボツ開いている鉄板が、意外なほどカッコいい。

そして、このガスガンですが、

この機関部の下に見えるバルブからガスを注入します。

外観を損なわない設計です。

バルブに前に見えるシェルキャリアですが、シェルを使わないケースレス仕様にも関わらず、ちゃんとポンプアクションに合わせて、上下に動きます。

それに、この銃はショットガンなので、一度の3〜5発のBB弾を発射出来ます。

このエジェクションポート内部の黒いマイナスパーツをドライバーで回転させると3発、5発と切り替えて撃つ事ができます。

ただ、5発同時発射にすると、どうしても初速が落ちます。

やはり3発発射の方が実用的な感じです。

BB弾の装填ですが、まずこの銃身の下のパーツを前方に回します。

その後、

銃身下のマガジンチューブの先端を引っ張ると3本の真鍮パイプがズルズルと出てきます。

いっぱいまで引き出すと、

フォアグリップを引いたマガジンチューブ部分にBB弾を流し込む穴が出ます。

ここから、57発BB弾を流し込みます。

パイプは3本有るので、真鍮のマガジンを回転させて次のパイプを出してBB弾を流し込み、3本全てに57発づつ装填したら、マガジン部分を元に戻して、銃身下のレバーの様なパーツを後ろに回転させて、準備完了。

後は機関部下のバルブからガスを注入すれば、ポンプの後引き金を引くと3発同時に飛んでゆきます。

固定ホップなので調整は出来ません。

ショットガンなので、わざと、重さの違うBB弾を混ぜて撃つとバラバラに飛んで面白いかも知れません。

一本の銃身から並んで弾が飛び出すので、まとまって飛んでは面白く無いかも知れません。

サバゲで使うには広く分散して飛んで行った方が良いのかもしれませんね。

余談ですが、この銃の引き金には「トリガーシュウ」を取り付けています。

そのおかげでちょっと引き金を引きやすくしてあります。

ストックのショルダーパッドは実銃にも使えそうな柔らかいゴム製のパッドが標準装備です。

実際に実銃を一日撃つと、肩にあざが出来るそうです。

これが有ると無いとではかなり違うのでしょうね。

安全装置はここです。

このスライドスイッチみたいなのが安全装置で、この状態が発射可能状態です。

この赤いマークが隠れている状態が安全状態で、引き金がロックされます。

フロントサイトは、

この小さなポストです。

機関部には、

モスバーグのロゴの刻印があります。

反対側は、

マルシン工業のマークとロゴが入っています。

このエアーガンは、実銃と並べても見分けがつかないくらいよく出来ています。

重量感も有り、仕上げも警察や軍用としての使用を考えた、「パーカーライジング」仕上げの様な感じです。

このグレーの艶消し仕上げがなんとも言えずカッコいいですね。

また後日、初速の計測をしてアップします。

まずは銃の紹介まで。


謎のモーゼルの正体判明!

2025-06-08 12:03:54 | Gun

昨日アップした、謎のモーゼルピストルカービンの正体が判明しました。

謎のモーゼルは、プラモデルで有名な「フジミ」の製品と言う事が分かりました。

プラモデル会社がガス式のエアーガンを出すなんて珍しいと思いますが、1988年の12月の事でした。

この当時、サバイバルゲームがちょっとしたブームになり、「JAC」や、「アサヒファイアーアームズ」など、圧搾空気のタンクからホースを繋いだBV式のフルオートエアーガンの全盛期で、「LS」や、「MGC」もエアーガンを作り始めた頃でした。

「フジミ」もこのブームに乗ろうとしたのでしょうか?

プラスチックの整形技術はさすがで、表面に引けがあまり無いのが凄いです。

このエアーガンは、ガスのボンベを繋ぐホースやボンベのパワーを上げるブースター、予備のロングマガジン等セットで、¥12800で発売されていましたが、拳銃タイプでこの価格は、この当時としてはかなり高額だったと言うことと、初速も抑え気味だったと言うので、サバイバルゲームではあまり使えず、良く出来たエアーガンだったにも関わらず、今一つ売れなかった様です。

「フジミ」では、次弾として、イギリスのブルパップライフルの「L85」を企画していた様ですが、ボツになった様です。

その後も、エアーガンは製造されていません。

今現在、「フジミ」は、昆虫のプラモや、戦艦の艦橋を精密に再現したモデルを発売しています。

やはり、エアーガンはダメだったようです。

この「フジミ」の「モーゼル712」は、見れば見るほど「マルシン工業」のモデルガンそっくりで、

各パーツの形状や大きさもそっくりです。

同じ銃をモデルアップしているから当然かも知れませんが、あまりに似ているので、試しにマガジンを交換してみたら、マルシンのモーゼルにフジミのマガジンがピッタリハマりました。

たいてい、装填できてもロックしなかったりするのですが、フジミのマガジンは、マルシンにピッタリロックしました。

ストックホルスターもガタが有りますが、きっちり取り付けられます。

フレームや銃身の刻印も書体や、大きさもそっくりです。

唯一違うのが、グリップの溝の大きさと数です。

肝心な射撃性能ですが、古い物なのでまだガスを入れていないので撃てるかどうか試していないので分かりませんが、ちゃんと撃てたなら、ボルトが15ミリ位前後に動いて、擬似ブローバックしてBB弾を発射する様です。

でも、マガジンとの機密が保たれないとガスが漏れて撃てない様です。

いずれまた試してみようと思いますが、だいぶメンテナンスが必要な様です。

この古いガスガンがプラモデルメーカーのフジミが製造したものと言うのが意外でした。

今現在は銃の模型はいっさい製造していない様です。

残念ですが。

次に発売予定だったL85 がどんな物になったか見てみたかったのですが、もう作らないのでしょうね。

この当時、プラモ会社も生き残りで四苦八苦していたと言うのも有ります。

今現在残っている模型会社は凄い技術で生き残っているのでしょうね。

「LS」「ニチモ」「今井科学」「ミドリ」「日東科学」「オオタキ」「マルサン」など多くの昭和時代のプラモデル会社がなくなりました。

なので、今残っているプラモデル会社は凄いと思います。

これからも応援してゆきたいですね。

 

 


メーカー不明のモーゼル712

2025-06-07 18:12:35 | Gun

連日ショットガンのエアーガンをアップしてきたので、今回は「マシンピストル」を紹介します。

これです。

言わずと知れた「モーゼル712」です。

この銃はプラスチック製のガスガンっぽいのですが、どこのメーカーか分かりません。

このモーゼルは、廃品としてもらった物なので、自分で買った物では有りません。

しかし、外観は「マルシン工業」のモデルガンをコピーしたのではないかと思うほど、よく似ています。

写真では、木製のホルスターストックが付いていますが、このストックは、「マルシン工業」の物です。

ちょっとガタが有りますが、取り付けられます。

取り付けは、

銃のグリップ後部の溝にストックの金具を下からスライドして差し込みます。

上までしっかり差し込むとカチッとロックがかかります。

外す時はストックの金具の突起を後ろに押すとスライドして外せます。

銃を外せば、

木製のストックを開いて、その中に、

銃を入れることができます。

ストックホルスターは、

この金具にベルトを通して腰にぶら下げられる様です。

この謎のモーゼルはガスガンの様で、グリップの下からガスをチャージする様です。

一応ブローバックの様ですが、

ここまでしかボルトが下がりません。

実際にガスを入れていないので動くかどうか分かりません。

内部にはしっかり錘が入っている様で、ずっしりと重さを感じます。

ついでに、「マルシン工業」のモデルガンのと比較しました。

マルシン工業の方はモデルガンのなので、形状がリアルですが、銃身をプラのパイプで伸ばしています。

モーゼルピストルカービンを作ろうと銃身を加工していますが、

インサートや、デトネーターは外しません。

なくなるとブローバック出来なくなるのでそのままです。

下がマルシンです。

外観は2丁共そっくりです。

まるで、マルシンをコピーしたかの様に寸法や形状が似ています。

マルシンのモーゼルの銃身にはまだフロントサイトが付いていませんがアクリルを削り出して接着します。

それにしても、謎のモーゼルです。

全くメーカーの刻印が有りません。

しかし、ASGKのマークはしっかりと有ります。

いつか、この銃もガスを入れて撃ってみます。

一応セミ、フル切り替えられる様です。

リキッドチャージでホースなしで撃てる様です。

どのくらいの初速か?精度はどうか?また時間がある時に試してみます。

取り敢えず今日はここまでです。


マルゼン 旧レミントン870ウイングマスター

2025-06-06 14:27:07 | Gun

昨日ですが、また変なショートメッセージが携帯に届きました。

「電力サービス」お支払いがお済みでないため、供給停止させて頂きます。早急にご対応下さい。の次に、電話番号を入力するサイトに誘導されます。

中国電力のサイトを見たら、SNSの詐欺が出回っていると、警告の文章が出ていました。

中国電力では、その様な連絡はSNSではしていないとの事なので、ショートメッセージの連絡は全部詐欺です。

削除しましょう。

ちなみに、ショートメッセージの番号ですが、(+818090647898)です。

ご注意下さい。

全く、こんなつまらん詐欺を毎日やっている業者、真面目に働け!と言いたいですね。

そんなことはどうでもいいのですが、昨日アップしようと思っていた、マルゼンの旧タイプの「レミントン870ウイングマスター」の紹介です。

これですが、

なにぶん古い物なのでシェルが3発しか見つかりませんでした。

この銃、一見子供サイズ?と思うほど、なんだか小さく見えます。

銃身は長いのですが、細いし、フォアグリップがかなり小さい。

しかも付属のショットシェルが、新型の870の物と比較すると、

こんなに違います。

旧タイプはかなり小さい。

実銃が日本でも入手できるので、実弾が装填できない様にわざと小型化しているのかも知れません。

新型のショットシェルでも実際の12ゲージのショットシェルより若干小さい様です。

それにしてもかなり小さい。

しかし、メタルフォールディングストックは、

意外なほど大きい。

新型の物とほとんど変わらない大きさです。

グリップもほぼ同じ大きさです。

ただ、スイベルリングが旧タイプには無く、グリップの穴もありません。

エジェクションポートも、シェルの大きさが違うので、

こんなに違います。

それに旧タイプは角ばったポートですが、実銃は新型の様な楕円形です。

フォアグリップがなんでこんなに小さいのか?

子供様に小さくしたのか?

でも、この銃、18禁のパワーだし。

メタルストックでは無いフェイクウッドのストックバージョンはちゃんと本物っぽいフォアグリップになっているのに、なんで変えたのか分かりません。

これですが、

こっちの方が断然良い。

なんだか本当の猟銃ですね。

それに、レミントン870と言ってますが、トリガーガードの形状が、レミントンM31の形状にそっくりです。

これが旧タイプ。

これが新タイプ。

明らかに違います。

恐らくこれは、この当時MGCが発売していたM31ライアットショットガンのモデルガンをコピーしたからでは無いのでしょうか?

1981年の頃は、他社のモデルをコピーして発売するなんて事は当たり前の時代でした。

本物を忠実に再現すると言うのは難しかったのか、結構MGCのモデルガンのをコピーする業者がいました。

今は無き、「国際産業」とか、プラモガンで有名な「LS」とか、「マルゴー」なんて会社も有りました。

その時代、「東京CMC」や、「MGC」、「マルシン工業」などは実銃を調べて設計していました。

特に「東京CMC」は実銃に忠実な設計で驚きました。

さすが、「六人部登」さんです。

話がそれました。

このレミントンのエアーガンですが、旧タイプはスプリング圧縮式のコッキングガンで、ガスを必要としません。

シェルを装填してすぐに撃てます。

そして、この旧タイプは、

実銃の様に銃身の付け根に薬室を持っています。

ゆっくり装填するとシェルがスルスル銃身の中に入っていくのが分かります。

しかし新型は、薬室を持ちません。

銃身の後端にシェルを押し付ける方式で、銃身内にシェルを装填しない安全構造になっています。

これ以上シェルは銃身に入り込まない構造です。

この方式もMGCのM31ライアットショットガンのシステムのコピーの様に思えます。

薬室がないので、実際のシェルを入れて撃てば大爆発ですね。

ま〜撃鉄もないので撃発も出来ませんが。

旧タイプはもここからシェルを装填します。

シェルが小さいので時々こんな風にショットシェルが縦になって装填不良を起こします。

旧タイプのレシーバーには、

刻印が有ります。

ただ、やはり全体が小さめです。

銃口も、

新タイプでも若干小さいのにさらに小さい物になっています。

でも、もう44年前のエアーガンですが、まだ壊れずに撃てるのが凄いです。

それだけ設計が良かったのでしょう。

綺麗にメンテナンスしてやればまだまだ撃てるエアーガンです。

この銃ももう「ビンテージ」なので大切にしなければ行けません。

ストックの錆を落として保管します。

それと、ショットガンのエアーガンですが、まだ2丁有ります。

ガス式ブローバックタイプと、全金属製のずっしりとしたコンバットショットガンです。

またそのうち紹介します。

 

 


レミントン870メタルストックタイプ

2025-06-04 19:10:19 | Gun

ここんところショットガンばかりアップしていますが、今日もショットガンです。

これです。

ストックを伸ばすと、

この銃は映画やドラマでよく登場する銃ですが、よく知られているのが、「ターミネーター2」で、「サラ・コナー」が、「T1000」を溶鉱炉に追い詰める時に撃っているショットガンです。

このレミントン870は、警察等でのみ使用されるタイプで、本来ならメタルのストック側面に「Law Enforcement only」と刻印されています。

この写真の銃は、「マルゼン」のガスガンですので、本体はプラスチック製で、銃身がアルミ、マガジンチューブもアルミのパイプになっています。

ストックは鉄製です。刻印はありませんでした。

ストックの肩に当てる部分には別売りのゴムパッドを取り付けてあります。

 

そしてこの銃の最大の利点は、カートリッジ式と言うところです。

このショットシェルは12ゲージより若干小さいのですが、一応12ゲージのショットシェルということにしてあります。

機関部はプラスチック製ですが、かなりしっかり作られています。

このエアーガンは、ガスガンなので、ポンプは非常に軽い物になっています。

硬いスプリングを圧縮する必要が無いので非常に軽く操作できます。

ガスはグリップの下にある注入バルブから入れます。

ガスのタンクが小さいので連射するとタンクが冷えてガス圧が下がり、初速が下がってきます。

ショットシェルはここから入れます。

実銃と同じ操作が楽しめます。

手元に4発しかなかったのですが、

本物の様なプラスチック製のシェルです。

このシェルの中に1〜3発位BB弾を入れて撃ちますが、実際5発位は入りますが、ガスの圧力がそれほど強く無いので、3発くらいが良い様です。

BB弾が1発ならそこそこのパワーになると思いますが、今日はまだ初速を測っていないので、SPASの時に合わせて測ってみます。

ショットシェルをポンプアクションで撃てるエアーガンは、日本では「マルゼン」だけです。

フォアグリップを引いて、空のシェルが排出されるのが快感ですね。

ガンガン撃てます。

飛び散るシェルがなんとも言えない迫力です。

 

マルゼンは、昔からこの870のショットガンを作って販売してきました。

最初はスプリング圧縮型のショットシェル使用エアーガンでした。

大きさがかなり小さかったのですが、また次回、その古いショットガンも紹介します。

かなり古い物です。

また実射はそのうち計測してアップします。

今日はバタバタしていて測る時間がありませんでした。

とりあえず、銃の紹介まで。