goo blog サービス終了のお知らせ 

自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

ファルコントーイのP08

2025-06-24 14:57:01 | Gun

しばらく鉄砲の記事をあげてませんでしたが、また今日からしばらく鉄砲の記事をアップします。

倉庫をガサ入れしたら、かなり懐かしいエアーガンが出て来ました。

まずはこれです。

第二次世界大戦にドイツ軍に正式採用された「ルガーP08」です。

しかし銃身の下にフォアグリップが付いています。

この銃は、今は無き「ファルコントーイ」のガスガンで、砲兵モデルをカスタムした銃として設計されました。

発売は、1988年の12月だそうです。

実際にこの形のカスタムガンは有ります。

アメリカの「ジョン・マーツ氏」がカスタムしたルガーをファルコントーイがモデルアップした物です。

本来なら木製のストックがついているはずですが、ファルコントーイでは生産しなかった様です。

残念ですが。

各部の造形もその当時としてはかなり良くできていると思います。

8インチの銃身ですが、ライフルのフロントサイトの様な形のサイトが付いています。

リアサイトが、二つ付いていますが、タンジェントサイト(銃身の後端のサイト)で狙います。

トグルジョイントの後端のサイトは役に立ちません。

と言うのも、

このルガーは、引き金を引くとトグルジョイントが立ち上がり始めるので、サイトが見えなくなります。

ゆっくり引くと全くサイトが見えません。

そこで、一気に引くと一瞬サイトが見えなくなりますが、何とか狙う事が出来ます。

タナカワークスのガスブローバックのルガーも、引き金をを引くと一瞬トグルジョイントが立ち上がり、視界を遮ります。

初めて撃つと、びっくりしますが、すぐ慣れます。

この、ファルコントーイのルガーも、一気に引き金を引いて、連射すると、トグルがヒョコヒョコ動いてちょっとブローバックしている様な感じに見えます。

1988年には、まだガスブローバックのガスガンが発売されていなかったので、こんなギミックでも感動しました。

いわゆる指アクション(タニオアクション)です。

弾の発射はトグルジョイントが前進した時の様です。

初速は50メートル程度で、かなりローパワーですが、この当時では、こんな物です。

この様なエアーガンですが、タンジェントサイトは実銃通り可動します。

フロントサイトもゴッツイ物が付いています。

テイクダウンレバーの上に、(MSTR)と刻印が有りますが、これは、「ジョン・マーツ氏」のカスタムガンという証拠で、本来なら全弾撃ち尽くしてトグルジョイントがオープンした時、このテイクダウンレバーを下に下げるとオープンを解除出来るというギミックがあるはずですが、このエアーガンでは再現されていません。

トグル自体がホールドオープンしませんので。

銃の後端ですが、軍用銃には付いているランヤードリングが有りません。

それにちょっと、形が省略されて造形されています。

しかしながら、

安全装置の「ゲジカルト」の文字と、シアを抑える菱形の板がちゃんと出て来ます。

意外なほどモデルガンの様なリアリティーが有ります。

そしてマガジンですが、

ここはその当時のスタンダードの「割り箸マガジン」です。

ただ、マガジンボトムの丸い部分に焦茶色の樹脂で整形されています。

実銃では、木製の様なので、それを再現したのだと思います。

わざわざ別パーツにして再現しています。

銃にガスを注入するには、

マガジンを抜いた時に見える穴から注入します。

そしてこのエアーガンは意外なほど重量感があります。

測って見たら、918g有りました。

実銃には及びませんが、十分な重量感が有ります。

この銃も古い物なので実射は各部分の調整をしないと弾が出ないと思います。

なので、またいつか撃ってみようと思います。

この銃も自分で買ったものではなく、あるところから引き上げて来たものですので、ちゃんと撃てるかどうか分からない状態です。

またメンテナンスが出来たら初速や命中精度をアップします。

そして、この当時の同じ様なガスガン、エアーコッキングガンなど色々出て来たので、また次回にアップします。

 


マグプルM4A1カービン EBB パート3

2025-06-14 15:05:55 | Gun

連日アップしている「TOP JAPAN 」電動ブローバックエアーガンですが、カートリッジを使用する電動ガンと言う非常に珍しいエアーガンです。

ガスを利用してカートリッジを弾き出すオートピストルは「マルシン工業」からいくつか発売していますし、リボルバーは「東京マルイ」や「クラウン」からも発売中です。

ただ、電動で、5,56ミリのカートリッジを排出するM4カービンは、「TOP JAPAN 」が世界で初めてだったと思います。

今現在、中華製の電動ブローバックが出ていますが、完全にTOP JAPAN のコピーの様です。

他にも炭酸ガスを使ったカートリッジ式のエアーガンも海外ではある様です。

しかしとんでもなく高価だったりする様で、手を出せません。

このTOP JAPANのM4カービンも、開発には大変な苦労があったと思います。

実際、発売されて、何度か不具合が起きました。

先ず最初のトラブルは、カートリッジを引き出すのに重要な「エキストラクター」が、強度不足で折れてしまうと言う物でした。

そこで、TOP JAPANに電話して、銃本体を郵送してエキストラクターの交換をしていただきました。

この修理代金、送料は全て無料でした。

次の不具合ですが、メカボックスのギヤが空回りすると言う物でした。

引き金を引いてもモーターの音はすれど、動かないと言うトラブルが起きました。

これも無償で修理していただきました。

次はアウターバレルの肉厚が薄すぎて、普通に使っているだけで折れてしまうと言う物でした。

これまた無料で修理していただきました。

合計3回分の送料と、修理費用を全て無料にしていただきました。

全て、「初期不良」と言う事で、私以外にも同じトラブルが大量に起こった様ですが、TOP JAPANはそのすべてのユーザーに無料の修理、メンテナンスを行なった様です。

大変な出費だったと想像します。

TOP JAPANのスタッフの皆さんには頭が下がります。

本当に有難うございました。

次回の電動ブローバックは、M4の敵の銃と言ってましたが、まだ何も出ませんね。

出たら絶対に買うんですけどね。

また、前置きが長くなりましたが、このM4A1カービンですが、バッテリーをつながなくてもコッキングガンとしてBB弾を発射出来ます。

そこで、試し撃ちには、手動のみで撃って見ました。

0,2グラムを使用しました。

カートリッジに弾を入れ、

マガジンに装填。

銃に装填しチャージングハンドルを引いて第一弾を発射準備完了。

ゆっくり引き金を引き、発射!

バスンと言う音と共にターゲットに穴が開きます。

そうして、もう一度チャージングハンドルを引いて薬莢を排出、次弾を装填し、また発射!

5発撃って見ました。

その結果がこれ、

1発大きく外れましたが、カートリッジ使用でここまで集弾するのは優秀と思います。

距離は5メートルですが、もっと重い弾をを使えばもっと集弾すると思います。

この銃の初速ですが、カート使用の割に高い様です。

大体90ちょっとくらいの初速が出ています。

サバゲで使えるパワーと思いますが、カートが無くなることを考えると使えませんね。

インドアのシューティングマッチなど後でカート拾いのできる場所で使うのがベストでしょう。

私も、「大阪のサンボールの地下」で開催されていた「SASC」と言うエアーガンシューティングクラブのメンバーで、そこでこの銃も使った事が何度か有ります。

他の皆さんにカート拾いをしていただき、大変ご迷惑をおかけしましたが、大変楽しかったですね。

その会場で使っていらい全く使っていませんでしたが、まだまだちゃんと動きますね。

大したもんです。

命中精度もカート仕様とは思えないくらい良いし、素晴らしい電動ガンと思います。

もっとバリエーションを出してほしいと思うのは私だけでは無いと思います。

TOP JAPANには今後も頑張ってほしいですね。

ちなみに、You Tubeで、「SASCエアーガンシューティング」で検索すれば、まだいくつかマッチの動画が見られます。

ぜひ探して見てやってください。

 

 

 


マグプルM4A1カービン EBB パート2

2025-06-13 12:32:36 | Gun

昨日からアップしている「トップジャパン」の電動ブローバックエアーガンですが、「東京マルイ」の電動ガンと決定的に違うのが、薬莢を使用し、BB弾を発射して、空の薬莢を排出する、と言うシステムです。

「東京マルイ」に電動ガンは、薬莢を使わず、BB弾を発射出来るエアーガンです。

サバゲで使うには、薬莢があると不利になるので、ほとんど使われないと思いますが、インドアにサバゲでなら、後でカート拾い出来るし、実物の様に装填不良も起き、よりリアルな戦闘訓練が出来ると言う楽しみ方が出来ます。

実際にこの手のエアーガンを訓練に使っている海外の警察もあるとか無いとか?

今の若い方は火薬を装填したモデルガンを撃つと言うことをした事がない様で、カートが装填不良起こしても直し方を知らないと言うのが多い様です。

私たちの年代からは信じられないのですが。

前置きが長くなりました。

肝心なM4A1ですが、「トップジャパン」の純正のフレームが気に入らなかったので、海外製のアルミフレームを加工して組み込みました。

このフレームですが、下半分のロアレシーバーは、それほど寸法の違いが無く、一部の出っ張りやキリカギ部分をヤスリで削り直す程度で組み込めました。

グリップの中のモーターも問題なく組み込めました。

しかし、上半分のアッパーレシーバーは、マルイのメカボックスより大きなシリンダー部分を収納するのに、かなり削らないと入りませんでした。

アッパーレシーバーの内側の丸い壁面を80番くらいの荒いサンドペーパーを丸い木材に両面テープで貼り付け、それを差し込んで、ゴシゴシ削りました。

最初は全く入る気配のないくらいでしたが、次第に少し入り込む様になり、何度も何度も削っては差し込みを繰り返して、何とかキッチリ組み込む事が出来ました。

エジェクションポートから見えるボルトの形状など、マルイ製の電動ガンよりだいぶリアルです。

しかも薬莢が飛び出すところがすごい。

動画だけ見ていると実銃を撃っている様に見えます。

しかも、ごく稀にですが、装填不良や、排出不良も起きるので、まさに実銃の取り扱いが要求されます。

ここまで来たら、外装アクセサリーにも凝りまくりました。

先ずストックですが、トップジャパンの純正のストックも形状は同じ「クレーンストック」でしたが、何だかチャチだったので、同じ「クレーンストック」ですが、もう少しリアルな物に交換しました。

フロント部分には、海外製のアルミ「RIS」と言うレール型のハンドガードを付けました。

バーチカルグリップも「マグプル製」です。

アッパーレシーバーにはエイムポイントのレプリカを乗せて見ました。

ゴムのパーツがちぎれてしまっていますが、光量の調整出来るダットサイトです。

ハンドガードには、「PEC15」と言うレーザーエイミングモジュールを付けました。

これは、フラッシュライトと、レーザーサイトを組み込まれたモジュールで、スイッチ一つで点灯できる物です。

レーザーも実際に発射出来ます。

そして、この銃は電動ガンなので、グリップの下にはモーターの熱抜きの穴が有ります。

そして、この銃はシューティング大会に持って出られる様に、スリングを取り付けられる様に金具を付けています。

それに取り付けるのはこのスリングです。

これは実銃用の「マグプル バンジースリング」です。

マグプル製の実物です。

海外旅行した大阪の友人から頂きました。

金具は鉄製の様です。

そして、この銃の最大の魅力ですが、

カートリッジです。

材質はプラスチック製ですが、金色のメッキが施して有ります。

BB弾を入れる部分にはゴムパッキンとかは無く、パイプ状の部分が、奥に行くほど狭くなっている様です。

なのでBB弾の保持は、そのテーパーにハマり込んだ状態になります。

たまに弾が転がり出ることもありますし、奥に弾を押し込み過ぎると弾が抜けなくて不発になる事がありますが、不発になるとモーターが止まります。

この辺も凄いです。

不発になったら、チャージングハンドルを引いて不良のカートを捨てて、新たにカートを装填すればまた撃てる様になります。

肝心な電力供給源は、

この「リチュウムポリマーバッテリー」です。

昨日試しに繋いで見たら、もう何年も使っていなかったのに、ちゃんとモーターを回して作動しました。

電気が放電していなかったのが驚きです。

外装のフィルムがちょっと膨らんでいたのですが、本体は問題ない様です。

このバッテリーは、マルイと違い、11ボルトなんですね。

かなりのハイパワーです。

バッテリーの充電器も専用の物です。

バッテリーも使えましたので、何年かぶりにこの銃を撃って見ました。

マガジンにカートを装填するとこんな感じです。

カートリッジに弾頭が無いのでそのスペースには詰め物がありますが、外装はアルミで真っ黒ですがリアルなマガジンです。

どの位のパワーで、どのくらい集弾したか?

それは次回に。

 

 


マグプルM4A1カービン EBB

2025-06-12 14:09:53 | Gun

今までたくさんエアーガンを紹介して来ましたが、一番人気の銃を紹介していませんでした。

アメリカのM4A1カービンです。

これです。

ニュースで、米軍の映像が出ると必ず兵士が持っている銃です。

基本ベトナムで使用していたM16A1を短く改良した物です。

しかし、今回のこのエアーガンは、米軍の仕様では無く、民間企業の「マグプル」のパーツを取り付けたと言う仕様にして有ります。

そしてこの銃、電動ガンですが、ブローバックします。

つまり、電動ブローバックエアーガンです。

その上、カートリッジ仕様のエアーガンです。

多分日本ではこの一丁だけだと思いますが、カートリッジにBB弾を1発詰めて、マガジンに装填、それを銃に装填してチャージングハンドルを引いて、チャンバーに1発送り込み、引き金を引くと、ピストンがスプリングで勢いよく前進し、BB弾を発射、その直後、ボルト型のシリンダーを内部のピストンと一緒にモーターが後方に押し下げ、ブローバックさせます。

それと同時に、ボルトが咥え込んだ空カートリッジをチャンバーから引き出し、エジェクションポートから排出します。

この一連の動作を一瞬で行います。

銃を構えていると、銃の反対側からカートリッジをがガンガン排出されますが、銃が邪魔で見えないんですね。

腰ダメ撃ちにすると面白いくらいにカートが飛び出しているのが見られます。

このカートリッジはプラ製で、メッキがかけてあります。

なので、何度も使っているうちに剥がれてボロボロになりますので、メッキのないタイプのカートリッジも別売りされています。

「トレーニングカートリッジ」と呼ばれて販売されています。

この銃はとても良くできています。

このカートリッジ使用の銃につき物の装填不良、排出不良など動作の不具合が出たらどうなる?

と普通考えます。

何も処置しなかったら、動作不良が起きても、電動モーターが回り続けてボルトが動き続けます。

そうなると、銃もボルトもカートリッジも壊れる可能性が出て来ます。

そこでこの銃は、色んなセンサーやスイッチがあり、マガジンを装填しないと動かない。

チャージングハンドルを引かないと動かない。

カートリッジがうまくチャンバーに入らなかった時、自動的にモーターが止まる。

カートリッジがうまく排出されず、エジェクションポートにかんでしまってボルトが不完全閉鎖した時も、モーターは自動的に止まります。

なので、どんな状況になっても壊れる様な動きをしません。

これを開発するのに大変な苦労があったと思います。

メーカーは、「トップジャパン」です。

「東京マルイ」や、「タナカワークス」の様な大手エアーガン会社ではありませんが、その技術は脱帽するレベルの物が有ります。

それに、この電動ガンのメカボックスですが、「東京マルイ」の電動ガンのメカボックスにかなり近い大きさと形状なので、マルイの電動ガン用金属フレームが付けられるのではないか?と、私の大阪の友人が考え、試しにマルイ用フレームを買って加工してみたそうです。

取り付けには一筋縄では行かない状態で、かなり削ったり磨いたりした様ですが、見事に付いていました。

そこで、私も、大阪のショップで安売りしていた「マグプルタイプ」のフレームを取り付けようと、挑戦してみました。

このフレームです。

トップジャパンのフレームもアルミ製でしっかりしていましたが、コストの関係か刻印が全く無く、あまりかっこよく無かったので、どうしても他のフレームにしたくて、この「マグプル」のフレームを加工しました。

しかし、これがまた大変な作業になりました。

この続きはまた次回に。

 


マルゼンのレミントンM1100

2025-06-10 16:06:44 | Gun

こちら山陰もとうとう梅雨になりました。

今日は朝からショボショボ雨が降っています。

湿度が高く、ジメジメした感じで体がダルいですね。

そんな時は、ショットガンの様なパワーのあるガンを撃ちまくりたい気がします。

そこで、今日は、「マルゼン」のガスブローバックショットガンの、「レミントンM1100 」を紹介します。

この細身の銃が、「レミントンM1100 」です。

この銃はプラスチック製のガスブローバックショットガンで、カートリッジを使用するショットガンタイプのガスブローバックガンです。

カートリッジを使用するショットガンなので、ブローバックに際、空のシェルを勢いよく排出します。

そのせいで、シェルの真鍮のリム部分がだんだんへこんできます。

結構な衝撃でシェルが飛びますので。

この機関部は外装がプラスチックで出来ていますが、内部に亜鉛ダイキャストのシャーシが入っています。

ショットシェルは、実銃同様、機関部の下からマガジンチューブに押し込みます。

マガジンチューブには7発装填でき、チャンバーにもう1発装填できます。(と言っても、チャンバーは有りませんが、)

ショットシェルは言ってみれば単にプラスチックの筒なので、BB弾を1〜5発位入れられますが、数が増えれば初速が落ちます。

なので、この銃も3発くらいBB 弾をシェルに入れて使うのが良い様です。

ガスですが、結構大きめのガスタンクがストックの中にあります。

このゴムパッドがガスタンクで、

ゴムパッドの真ん中辺りを左右押すとロックが外れてタンクを引き出せます。

この引き出したタンクの側面の注入バルブからガスを入れます。

そしてストックに戻します。

ストックの内部にガスタンクと接続する真鍮製のノズルが見えます。ここと繋がってガスが機関部に流れ込みます。

BB弾を装填したシェルをマガジンチューブに押し込んだら、

このレバーを引き、初段を装填します。

これで発射準備完了。

後は引き金を引くとBB弾を発射した後、大きなシェルが排出されます。

ボルトの動く時の反動はほぼ有りません。

本来なら「ガツン」と反動が欲しい所ですが、それほどの振動が来ません。

それに、この銃の引き金ですが、撃鉄に様なパーツは無く、ガスのバルブを直接指で押す構造になっています。

なので、ライフルを撃つように、ゆっくり引き金を引くとガスの量が少なく、ブローバックの勢いが弱くなる様です。

この引き金が意外なほど重い。

スチールボールを噛ませて、わざとガク引きする様に設計されている様です。

なので、この銃は撃つ時、思い切ってガク引きくらいの勢いで引く方が綺麗にブローバックします。

撃鉄の様な撃発装置が有りません。

これも安全対策です。

しかも、銃身に「薬室」が有りません。

シェルは、銃身の後端に押しつけられるだけの状態でBB弾を発射します。

この写真でわかると思う思いますが、銃身の後端にシェルが入り込む薬室が無いんです。

シェルは、この真鍮のインナーバレルに押しつけられる様に装填されて、固定され、その後ガスを通されてBB弾を発射します。

実際に撃ってみると、「バス!」と言う発射音がしてBB弾が複数飛んでゆき、その後で大きなショットシェルが右に飛び出すには、なんとも言えず快感です。

しかも、ポンプアクションでは無く、引き金を引くだけで連射出来るのが、これまたトリガーハッピーです。

やはりカート式ブローバックは楽しいですね。

外観は,

ストック部分が、ガラス繊維を混ぜ込んだプラスチック製です。

フォアアームも、

同じ樹脂製です。

かなり頑丈ですが、ガラス繊維の模様が見えます。

やはりこの部分は木製が良いですね。

オプションパーツもある様なので交換しても良い様です。

機関部上部は細い溝が切ってあり反射止めになっています。

フロントサイトは有りません。

各自で好きなサイトを接着しても良いでしょう。

安全装置ですが、

引き金の後ろの丸いパーツがそれで、

それを押し込むと安全状態です。

丸いパーツの周りの赤いラインが見える状態が発射可能の状態です。

このエアーガンは、ショットシェルをブローバックで弾き飛ばすシステムを搭載した唯一のエアーガンです。

この技術を他の銃に取り入れてバリエーションを作って欲しいですね。

特に、フランキのSPAS12 なんかで、シェルを飛ばすことも、ポンプで撃つことも出来るエアーガンを是非出して欲しい物です。

マルゼンなら製造可能だと思いますが、どうでしょうね。

いや〜、やっぱりショットガンは撃っていて楽しいです。

またまとめてショットガンの着弾や、初速の計測をアップしてみようと思っています。

ガンガン撃ちまくるぞ〜。