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自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

IMIの傑作サブマシンガン ウージー

2025-06-29 17:43:13 | Gun

まだ、このブログでは「サブマシンガン」の紹介をしていませんでしたね。

MG34とかMG42 の様な「軽機関銃」と呼ばれる物ではなく、「サブマシンガン」つまり「短機関銃」と呼ばれる銃を紹介します。

今回紹介する銃は、これです。

イスラエルの、IMI の「ウージー」です。

この3丁ですが、この写真だけではどこのメーカーのエアーガンか分からないと思います。

全部ガスガンですが、一丁はカートリッジを使用し、ブローバックしてカートリッジを排出しながらBB弾を発射できるガスガンです。

もう一つは、BB弾の発射はBV式のガスガンですが、ボルトがカタカタ動く擬似ブローバックします。

そしてもう一つは、プラモデルとして組み立てるエアーコッキング式の物でしたが、BV式ユニットを組み込んで、フルオート射撃ができる様にした物です。

外観だけでは全く分からないと思います。

それでは、一つずつ紹介します。

先ず最初は、これです。

このガスガンは、「マルシン工業」の「ウージー ガスオペレーション」です。

この銃は、「六人部登氏」の設計で、カートリッジに1発づつBB弾を込め、マガジンに18発装填します。

このマガジンはプラスチック製で、肉厚があるせいか、カートリッジがダブルになっていません。

シングルスタックになっているので、本来なら32発カートリッジが入るはずですが、一列に並んで入っている様で18発しか入りません。

でもそれだけでもど迫力の射撃ができます。

マガジンを装填し、ボルトを引くと、エジェクションポートからカートリッジが見えます。

レシーバーの下には、

BB弾の発射用のガスを注入するバルブが有ります。

フロントのハンドガード下には、

ブローバック用のガス注入バルブが有ります。

アッパーレシーバーを開くと、ブローバックするボルトが見られます。

構造は非常に複雑で、よくこんなシステムを考えた物だと感心します。

ボルトが前進すると、弾を発射するバルブをボルトが叩き、BB弾を発射します。

それと同時に、ブローバック用のピストンにガスが送り込まれ、ボルトを後ろの押し下げるピストンが作動します。

ボルトがブローバックするとカートリッジをくわえたボルトがエジェクションポートから空のカートリッジを弾き飛ばし、次のカートリッジをくわえこんで、前進し、チャンバーにカートリッジを送り込みます。

引き金を引きっぱなしにしていると、連続してこの動作が起きます。

ポートからカートリッジがバラバラ飛び出すさまが非常に迫力有ります。

しかもボルトが結構な重量があるので反動もそこそこ有ります。

ただ、ガスの消費がかなりの物です。

しかもカートリッジを使うので屋外ではカートリッジを無くす事になりますね。

なので、この銃もサバゲには使えない物です。

撃っていて非常に楽しいのですが。

外観は流石の「マルシン工業」です。

リアサイトは、

稼働して、穴を変えて照準精度を可変できます。

ただ、フロントサイトは、いつ壊れたか分からないのですが、

スパイク部分が折れて無くなっています。

亜鉛製のサイトですが鉄のピンか何か接着剤して直します。

 

ここまで記事を書いて気がつきましたが、

アップした写真がかなり消えてしまっています。

まだこの銃の記事は続くのですが、写真を再度アップしなければならない様なので今日はこれで終了します。

続きは明日アップします。

 


ポイントのルガーP08 パート2

2025-06-28 18:12:57 | Gun

昨日アップした「ポイント製ルガーP08」ですが、ネットで分解している方のブログを見つけて、その記事に習って分解して見ました。

ここまで簡単に分解できました。

分解は、銃身を含むアッパーレシーバーを少し後退させて、一番後ろのトグルジョイントのピンを抜きます。すると、レシーバーが前にスライドして抜き取れます。

本来なら、弾が無くなるとホールドオープンして、トグルジョイントが垂直に立ち上がるのですが、ここまでしか動きませんでした。

分解して、この原因もわかりました。

上の写真ののブリーチの後部に銀色の爪がかかっていますが、本来この位置ではなく、

この位置にはまりこんでいないと行けません。

この位置に組み直したら、

トグルジョイントが垂直に立ち上がり、ホールドオープンする様になりました。

これで多少トグルの動きがスムーズになりました。

前のオーナーが色々いじって組み立てを間違えていた様で、通常の動きになりました。

後、弾を込めて見たらどのくらいのパワーが出るのか?

1発込めて撃って見ました。

その結果が、

36,87mと、10禁のエアーガン並みのパワーです。

各部の機密もしっかり取れているので、空気漏れ等は無い様です。

それでは何で?

恐らく、グリップのシリンダーの容量が少なく、強いスプリングで空気を押し出しても、全体の空気量が少なく、BB弾を押し出す量が無いのでは無いのでしょうか?

シリンダーの空気量がもう少し多ければ、もう少しパワーが出るかも知れません。

しかし、グリップを大きくする事は出来ないし、やはりこれが限界なのかも知れません。

後、マガジンとチャンバーに隙間が有り、BB弾をたくさんマガジンに入れて銃に装填すると、チャンバーの外にこぼれ出てしまい、トグルが閉鎖しなくなります。

トグルのブリーチ部分にBB弾が挟まれて閉鎖しなくなり撃てません。

マガジンか、チャンバー部分にBB弾をサポートするパイプの様なガイドを取り付け、チャンバーに送り込まれるBB弾が外にこぼれ出ない様にすれば連射も可能になりそうです。

まだまだ問題のある「ポイントのルガー」ですが、もう少しいじって見ます。

 

 

 


ポイントのルガーP08

2025-06-27 12:10:41 | Gun

今日、こちらの方も「梅雨明け」した様です。

なので、朝から太陽が照りつけています。

暑いのが苦手なので厳しいですね。

と言っている場合では無いので、今日は「ポイント」というメーカーの「ルガーP08」の紹介します。

この「ポイント」というメーカーですが、今現在は無いメーカーです。

この会社の技術はかなりの物だったと思うのですが、今はもう活動していない様です。

この会社の製造した「ルガーP08」ですが、トグルジョイントを引っ張ってピストンをコッキングしてBB弾を発射する、エアーコッキング式のエアーガンです。

その写真がこれですが、

これなんですが、外観は非常にリアルです。

このエアーガンの発売は、1991年の12月ですが、その当時としては非常にリアルです。

今現在発売されている「タナカワークス」の「ルガー」と比べても全く見劣りしません。

部分的にメッキがかけられているところも非常によく出来て高級感が有ります。

エアーコッキング式のエアーガンとしては9000円という価格で、「東京マルイ」の同じエアーコッキング式のルガーは、1800円で発売だったので、それと比べるとあまりに高額です。

しかし、手にしてみると、ずっしりと重く、重量は

622gありました。

エアーコッキング式の銃としてはずっしりと重く、これはすごいと思うのですが、いざ、弾を込めて撃とうとすると、トグルがかなり重く、コッキングがたいへんです。

これならかなりのパワーが出るのではと思いましたが、弾がまともに飛びません。

古い物なので、故障しているのかも知れません。

マガジンもこんな形で、いわゆる「割り箸マガジンです。

グリップの中に金属製のシリンダー、ピストンが内臓され、トグルと連動して圧縮する仕組みになっています。

これにBB弾を装填してコッキングしても、ほとんど「タマポロ」です。

シリンダーと銃身の間の機密が保てれていない様です。

それに、弾が無くなると、トグルジョイントがホールドオープンするという事ですが、この個体はしません。

やはりどこか故障している様です。

いつか分解して修理してみようと思いますが、どう分解すれば良いのか分からない状態です。

説明書も分解図も無いので、ネットで探して修理して見ます。

ですが、外観や重量感はモデルガン並みにリアルなのが面白いですね。

ここにポイントの刻印が有ります。

このモデルは、「モーゼル」の工場で生産されたという証明のプルーフマークが入っています。

こんなところまで細かく再現しています。

安全装置もちゃんと実物と同じく作動します。

ピストンをコッキングするにはこのトグルジョイントを起こし、弾を銃身に送り込み、発射準備完了します。

その後、引き金を引くと、「ポスッ」と言う音がしてBB弾を飛ばすのですが、残念ながら飛びません。

どこかエアーが漏れているのでしょう。

パワーが全くありません。

ちゃんとショートリコイルもするし、何でこんなにパワーが無いのか?

わかりません。

これだけ外観の良い重量感のあるエアーガンなので、何とか修理して見たいですね。

出来れば木製のグリップを付けたいですね。

たかがエアーコッキング式なのにここまでリアルです。

このグリップの中にシリンダーとピストンが内臓されています。

どうにかして分解出来れば、修理や調整が出来るのですが、難しそうです。

またいつか修理できたら、どのくらいのパワーがあるか紹介したいと思います。

 


またMGCのグロック17ですが

2025-06-26 12:18:17 | Gun

昨日の夜は、雷が連続してなっていましたが、近くで落ちた可能性も有ったかも知れませんが、朝になったら「台風一過」という様な晴天になりました。

そのせいで、朝から暑くなって来ています。

こんな暑い日は、「ガスガン」にとってとても良い日です。

という事で、今日はまた、MGCの「グロック17」の紹介なんですが、以前紹介した物とはちょっと違います。

これなんですが、

何だかえらく長いマガジンが付いています。

このグロックは1994年に、9900円で発売された物です。

ノーマルのグロック17は、13800円なのに何でこんなに安いのか?

実はこのグロック、セミオートで撃てません。

フルオートのみのグロックです。

なのでマガジンも通常の物は15発装填できますが、ロングマガジンはその倍装填できます。

まさにマシンピストルです。

この銃もかなり古い物なのでいきなり動かすと壊れることもあるかも知れませんので、メンテナンスしてから試し撃ちしてみようと思います。

これがマガジンですが、以前のグロックと共通です。

なので、セミオート専用でも使えます。

内部の構造はノーマルとほぼ同じですが、セミオートにするディスコネクタが付いていません。

なので一度引き金を引いたら、引き金から指を離すまで、BB 弾を発射し続けます。

30発とはいえ2秒くらいで無くなります。

豪快で楽しいのですが、あっけないですね。

やはりセミオートでじっくり狙って撃つ方が面白いと思います。

この銃も、ある所から引き上げて来た物で、処分するなら頂きますという事で、もらった物です。

前のオーナーさんが結構手を加えられていた様で、グリップに真鍮製の錘が入っていました。

アウターバレルも、金属製の重さのある物に交換されていました。

これで、若干ですが重量感が増しています。

通常分解してみると、

MGCのグロックです。

ただ、スライドの内側の鉄板の補強が黒色になっています。

以前の物は金色で非常に目立っていましたが、目立たなくなっています。

スライドの側面には、「FULLAUTO」の刻印があります。

初期の物はスライド表面の仕上げがヘアライン仕上げの半艶っぽい物でしたが、今回の物は、サンドブラストをして艶消しっぽい仕上げに変わっています。

チャンバーには刻印が何も有りません。

外観はノーマルのグロックと全く同じです。

本来ならグロック18の様にセミ、フルの切り替えスイッチを付けて撃ち分けられる様になっていたら良かったのですが、この当時、サバイバルゲームに使える銃が人気があったので、BB弾をばら撒ける銃なら売れるのでは無いか?という思惑があったのでは無いでしょうか?

私個人としては、この、フルオート専用のハンドガンはあまり魅力がありませんね。

実射の方は、またメンテナンスをしてからにします。

もうしばらくお待ちください。

 

 

 

 


マルコシ オートマグ ブローバック?

2025-06-25 12:29:06 | Gun

今日はもう30度超える気温になりました。朝から10度も気温が変わるので体調がおかしくなりそうです。

もう夏バテ気味ですが、今日も、ビンテージエアーガンの紹介です。

これです。

「マルコシ」から発売の「UXスーパー44オートマグ」です。

1990年に9800円で発売されました。

全体にメッキがかけられた豪華版です。

通常は黒いプラスチック製です。

そして、このオートマグはちょっと変わったシステムのエアーガンで、カートリッジを使用したタイプと、ケースレスタイプとパーツの付け替えで両方楽しむ事が出来ます。

カートリッジが行方不明でカート式を見せられませんが、ケースレスの状態に組んであるのでそれを紹介します。

銃の片側に細長いBB弾用のマガジンが付いています。

ここにBB弾を流し込んで、スプリングの力でチャンバーに1発ずつBB弾を送り込んでくれます。

そして、この銃の面白いところが擬似ブローバックする所です。

この写真を見たら分かると思いますが、ボルトを模したエアーシリンダーが後ろに下がっていますが、これがピストンをリリースしている状態です。

なので、ここからちょっと後ろに引っ張ると、「カチ」と音がします。

これで、シアがピストンに引っかかった状態です。

ここからボルト型シリンダーを銃口側に押し込みます。

かなり力が必要です。

この状態にします。

この時、BB弾をマガジンに装填していたら、1発チャンバーに送り込まれているので、引き金を引くとBB弾を発射して、ボルト型のシリンダーが勢いよく下がり、ブローバック?します。

カートリッジを使用するタイプにしていたら、カートリッジをエジェクションポートから排出するのを見られます。

この銃ですが、「大友克洋先生」の漫画、「気分はもう戦争」で、外国の漁船で密航しようとした日本人青年が、外国の船めがけて撃つシーンが有ります。

ちゃんと薬莢が飛ぶところまで描かれているんですね。

その結果、大変なことになるんですが、ネタバレになるので書きません。

引き金は、結構重く、撃ちにくいですね。

グリップにはちゃんと鉄板で出来たマガジンがあり、カートリッジを装填できます。

カートリッジが無いのが残念です。

マガジンもしっかりできています。

このボルトを押し込むのが大変です。

かなり力が必要です。

重量もそこそこあり、745g有ります。

この銃もちょっとメンテナンスが必要な様です。

それとカートリッジも探して見ます。

あったらカートが飛ぶ所を撮影したいですね。

初速や集弾も試して見たいですね。

という所で、今日は終わりです。

次はガスブローバックを紹介します。