まだ、このブログでは「サブマシンガン」の紹介をしていませんでしたね。
MG34とかMG42 の様な「軽機関銃」と呼ばれる物ではなく、「サブマシンガン」つまり「短機関銃」と呼ばれる銃を紹介します。
今回紹介する銃は、これです。
イスラエルの、IMI の「ウージー」です。
この3丁ですが、この写真だけではどこのメーカーのエアーガンか分からないと思います。
全部ガスガンですが、一丁はカートリッジを使用し、ブローバックしてカートリッジを排出しながらBB弾を発射できるガスガンです。
もう一つは、BB弾の発射はBV式のガスガンですが、ボルトがカタカタ動く擬似ブローバックします。
そしてもう一つは、プラモデルとして組み立てるエアーコッキング式の物でしたが、BV式ユニットを組み込んで、フルオート射撃ができる様にした物です。
外観だけでは全く分からないと思います。
それでは、一つずつ紹介します。
先ず最初は、これです。
このガスガンは、「マルシン工業」の「ウージー ガスオペレーション」です。
この銃は、「六人部登氏」の設計で、カートリッジに1発づつBB弾を込め、マガジンに18発装填します。
このマガジンはプラスチック製で、肉厚があるせいか、カートリッジがダブルになっていません。
シングルスタックになっているので、本来なら32発カートリッジが入るはずですが、一列に並んで入っている様で18発しか入りません。
でもそれだけでもど迫力の射撃ができます。
マガジンを装填し、ボルトを引くと、エジェクションポートからカートリッジが見えます。
レシーバーの下には、
BB弾の発射用のガスを注入するバルブが有ります。
フロントのハンドガード下には、
ブローバック用のガス注入バルブが有ります。
アッパーレシーバーを開くと、ブローバックするボルトが見られます。
構造は非常に複雑で、よくこんなシステムを考えた物だと感心します。
ボルトが前進すると、弾を発射するバルブをボルトが叩き、BB弾を発射します。
それと同時に、ブローバック用のピストンにガスが送り込まれ、ボルトを後ろの押し下げるピストンが作動します。
ボルトがブローバックするとカートリッジをくわえたボルトがエジェクションポートから空のカートリッジを弾き飛ばし、次のカートリッジをくわえこんで、前進し、チャンバーにカートリッジを送り込みます。
引き金を引きっぱなしにしていると、連続してこの動作が起きます。
ポートからカートリッジがバラバラ飛び出すさまが非常に迫力有ります。
しかもボルトが結構な重量があるので反動もそこそこ有ります。
ただ、ガスの消費がかなりの物です。
しかもカートリッジを使うので屋外ではカートリッジを無くす事になりますね。
なので、この銃もサバゲには使えない物です。
撃っていて非常に楽しいのですが。
外観は流石の「マルシン工業」です。
リアサイトは、
稼働して、穴を変えて照準精度を可変できます。
ただ、フロントサイトは、いつ壊れたか分からないのですが、
スパイク部分が折れて無くなっています。
亜鉛製のサイトですが鉄のピンか何か接着剤して直します。
ここまで記事を書いて気がつきましたが、
アップした写真がかなり消えてしまっています。
まだこの銃の記事は続くのですが、写真を再度アップしなければならない様なので今日はこれで終了します。
続きは明日アップします。