住基ネット、個人離脱の判決確定へ 箕面市が上告断念(朝日新聞) - goo ニュース
住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)について,憲法13条を根拠に個人の離脱を認める大阪高裁判決が11月末に出ましたが,被告となった市のうち守口市と吹田市は上告を決めた一方,箕面市は上告を断念し,自治体の間で対応が分かれたようです。
黒猫のオリジナルが住んでいる横浜市は,住基ネットを創設する住民基本台帳法の改正当時,住民のプライバシー保護に問題があるとして住基ネットへの不参加を希望する住民には不参加を認める取り扱いをしていましたが,個人情報保護法の施行により問題は解決したとして,現在では(不参加の申出をした人を含めて)全員参加させる取り扱いにしています。
住基ネットに全国民を参加させることが憲法違反かという問題については,もともと住民基本台帳に個人情報を登録することは住民の義務であり,それ自体は住民に関する行政の事務処理上必要なもので特に違憲とは考えられないところ,それが全国ネットワークになると違憲になるというのは,いささか根拠に乏しいのではないかという気がしていますが,そもそも住基ネットに接続していない東京都の国立市,杉並区,福島県矢祭町の件も含めて,各首長の判断次第で自治体によりこうも対応がばらばらになるというのは,さすがに放置しておけない問題ではないかと思われます。
住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)について,憲法13条を根拠に個人の離脱を認める大阪高裁判決が11月末に出ましたが,被告となった市のうち守口市と吹田市は上告を決めた一方,箕面市は上告を断念し,自治体の間で対応が分かれたようです。
黒猫のオリジナルが住んでいる横浜市は,住基ネットを創設する住民基本台帳法の改正当時,住民のプライバシー保護に問題があるとして住基ネットへの不参加を希望する住民には不参加を認める取り扱いをしていましたが,個人情報保護法の施行により問題は解決したとして,現在では(不参加の申出をした人を含めて)全員参加させる取り扱いにしています。
住基ネットに全国民を参加させることが憲法違反かという問題については,もともと住民基本台帳に個人情報を登録することは住民の義務であり,それ自体は住民に関する行政の事務処理上必要なもので特に違憲とは考えられないところ,それが全国ネットワークになると違憲になるというのは,いささか根拠に乏しいのではないかという気がしていますが,そもそも住基ネットに接続していない東京都の国立市,杉並区,福島県矢祭町の件も含めて,各首長の判断次第で自治体によりこうも対応がばらばらになるというのは,さすがに放置しておけない問題ではないかと思われます。
という法務省の説明に納得がいかないのですが。
どう思われますか。