黒猫のオリジナルは,昨日弁護士会会社法部の勉強会に参加し,旧有限会社法がどうなるかというテーマの発表をしました。
会社法は,条文数が本則だけで979条という「法務省民事局始まって以来」と言われた大立法で,会社法部所属の弁護士さんたちも完全には頭に入っていないようで,他の発表者も条文番号をしばしば間違えていたり,質疑応答で議論が混乱したりしました(黒猫のオリジナルも,凡ミスを1個やらかしました) . . . 本文を読む
http://www.kaishahoua2z.com/news/news_view.php?view_type=new&news_id=110058
日本公認会計士協会と日本税理士会連合会が,「会計参与の行動指針に関する検討委員会」を設置したそうです。
最近,公認会計士試験の監査論の勉強をしていて思ったことですが,会計監査には「二重責任の原則」というのがあって,取締役は会計書類の作成につい . . . 本文を読む
判決文、わかりやすく 最高裁、裁判員導入へ文例検討 (朝日新聞) - goo ニュース
新しい判決文では,「未必の故意」を「とっさに『死んでもかまわない』との思いを抱いたとしても特に不自然ではない」と言い換えるそうですが,故意に関する刑法の考え方は,そもそも一般の裁判員に理解させるにはあまりにも複雑で分かりにくいんですよね。
殺意の問題で言えば,死という結果が起こる可能性を多少認識していただ . . . 本文を読む
以前の記事について,ぽんたさんから法科大学院の勉強で「消化不良」を起こさないためにはどうしたらよいか,というご質問を頂きましたので,この点についてコメントしたいと思います。
1 司法試験学習の特質
まず,現行司法試験について,学習期間2~3年程度で合格すると「短期合格者」などと呼ばれ,合格までに3~5年くらいかける人はざらにいます。
これは,司法試験について勉強すべき範囲が広いという理由も . . . 本文を読む
「司法のしゃべりすぎ」の判事「判決短すぎ」減点評価 (読売新聞) - goo ニュース
裁判官が書く判決の「傍論」についてどう評価するかは意見の分かれるところだと思いますが,結論に影響する部分が抜け落ちたりしていなければ,基本的に再任を拒否すべきであるとまでは言えないと思われます。余計なリップサービスが逆に当事者の反感を呼ぶことだってありますしね。 . . . 本文を読む
第2回目は,民事系科目を講評された北海道大学教授・瀬川信久氏のコメント。
瀬川教授は,安念教授のようにエキセントリックなことは書かれておらず,概ね適切な問題であるというようなコメントをされている。
プレテスト問題の特徴として,以前講評されたサンプル問題と異なり,問題解決という点で意味のない事実の量が減り,その意味では現行司法試験の問題に近くなっているということを指摘され,それに対する批評と . . . 本文を読む
法学セミナーの11月号に,新司法試験プレテストの解説と講評が載っていたので読んでみました。このうち,講評について気になった点をコメントしてみます。
第1回の今回は,公法系科目を担当した成蹊大学教授・安念潤司氏の講評。
最後の「雑感」の部分を引用しつつ,つっこみを入れてみたいと思います。ちなみに,『 』内の部分が引用部分です。
『それにしても,短答式・論文式とも,よくもまあこれだけ難しい問題 . . . 本文を読む
落合先生のブログ経由で,braveさんの次のような記事を見つけたので紹介します。
http://app.blog.livedoor.jp/you136/tb.cgi/50130794
それで,記事自体に関するコメントですが,法科大学院側ではレベルの高い教育を行っているつもりでも,それに対する受講生の理解レベルが高度なものに達しているという保証は全くありません。
例えば,黒猫のオリジナルが . . . 本文を読む
靖国参拝「違憲」確定へ 「強い警告」と上告せず (共同通信) - goo ニュース
国側の上告が認められないというところに,この手の判決の最大の問題点があるように思われます。立法論としては,理由中の判断であっても当事者の名誉に関わる重大なものに対しては,主文の結果に関係なく控訴・上告を認めるべきではないでしょうか。 . . . 本文を読む
業過致死傷、罰金百万円に 現行の2倍に引き上げへ (共同通信) - goo ニュース
今度の刑法改正で法務省がやろうとしていることをまとめると,
1 窃盗罪などの財産犯や公務執行妨害罪に,30~50万円程度の罰金刑を導入する。
2 業務上過失致死傷罪について罰金刑の限度額を100万円にし,略式命令の上限額を100万円にする。
ということらしいんだけど・・・
まず,窃盗罪に罰金刑を導入すると . . . 本文を読む
カネボウ「債務超過」→「適正」…監査法人ひょう変 (読売新聞) - goo ニュース
そもそも,会社の執行部が監査法人と契約して監査をさせたって,まともな監査ができるわけないですよ。破産管財人みたいな感じで,すべての会社に会計監査人の費用を予納させて,金融庁あたりが会計監査人を任命して監査報告書を造らせるような形を取らないと,こんなことはいつまで経っても続くような気がします。 . . . 本文を読む
法廷での書面朗読やめます 「間違う恐れ」と困惑も (共同通信) - goo ニュース
刑事事件の弁護人をやると,弁論要旨は書面で出すことになり,弁論要旨を提出しないと国選弁護人報酬が減額される裁判所もあるようですが,検察が論告要旨を出さないとなると,弁護側も「弁論要旨は出すな」と言われるようになるのでしょうか。
最近,比較的簡単な事件で検察側の論告要旨を読むと,段々簡略化されて表現もストレー . . . 本文を読む
本日の第2話は,会計参与のお話。
会計参与というのは,税理士や公認会計士がなる会社の役職で,取締役と共同して会計書類の作成にあたるのがその仕事。会計参与の制度は,中小企業における会計書類の信頼性を向上させるために設けられたもので,法律上監査役を設置する義務のある譲渡制限会社の場合でも,会計参与を置けば監査役を置く必要はなくなる。
この会計参与制度は,会社法現代化に関する要綱の中間試案には . . . 本文を読む
会社法が成立、敵対的買収への防衛策など盛り込む (読売新聞) - goo ニュース
ついに,『会社法』が成立したようですね。
黒猫(のオリジナル)は,弁護士会で会社法の現代化に関する審議状況をかなり詳しく聞いていましたので,しばらくの間シリーズものとして,会社法の現代化に関する内輪話を語ってみようと思います。
本日は第1話「株式会社と有限会社の統合」についてです。
今回の会社法成立に伴い,有限 . . . 本文を読む
露骨な審理遅延など、弁護士の処分を請求…最高裁方針 (読売新聞) - goo ニュース
手元にある「処置請求に対応する手続基準(案)の概要」を見ると,裁判所から弁護士会に処置請求があった場合,必ず事案の調査はする,調査の結果処置をすることが相当であると認められる場合には,助言又は勧告をするか,懲戒事由があると思料される場合には懲戒手続きにかけるといった内容になっている。
ただ,刑事事件では . . . 本文を読む