「開放花」(カイホウカ)と「閉鎖花」(ヘイサカ)を合わせ持つ | ||||
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スミレの花は、基本的には「虫媒花」であり、通常は「開放花」を咲かせるが、花期の後半(初夏)になると「閉鎖花」で、確実に多くのタネを残す。 | ||||
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春に咲く開放花が実を結びタネを作るためには、虫の手助けが必要で、100%成功するとは限らない。 しかし閉鎖花は閉じた花の中で自ら受粉するので、確実にタネを残すことが出来る。 しかも虫の為に美しく開く花を用意する必要がないので低コストで済む。 より多く、確実にタネを残すシステムになっている |