【工芸品ショップ 泉亀(いずかめ)】の店主のブログ

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銘木と武将に関するこんな逸話。

2019-02-26 10:00:00 | 銘木の豆知識と匠の技

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今回も、今年初めてですが、「ブログのお題」というものに参加させて頂きました。


今回のお題は、「逸話を教えて下さい。」というもの。


歴史上の人物に関するものということで少しハードルの高いお題ですね。



それではということで、ブログタイトルのとおり、銘木と武将を関連付けるような逸話を探してみました。


さて、こちらの建物、何処だかお分かりでしょうか・・・?





もうお分かりのユーザー様も居られると思いますが、こちらが第2ヒントです。





そうです。徳川御三家の名城、「和歌山城」です。



実は、こちらの和歌山城、他のお城とは少し違うことをして建てられたお城だということ、ご存知でしたか・・・?


それは、きちんと地鎮祭や棟上式を行なって建てたお城であるということ。






「そんなの普通に家を建てる時にもするのでは・・・?」


という疑問も沸いてきますよね。もちろんそうなのですが、当時、お城で行なわれたというのは非常に珍しいとされています。



何故なら、お城というものは、かつては、戦を目的に造られたものなので、早急に建てたり、取り壊したり、また敗れた時には敵側に乗っ


取られたりするのが常識とされてきました。







ところが、徳川幕府が磐石のものとなり、戦をする必要がない時代に建てられたこのお城は、徳川家を繁栄させていくことを目的に建てら


れたため、お城が揺るがないものとなるように、倒れることのないようにとの思いを込めて、地鎮祭、棟上式が起工されたようです。






また江戸時代以降、お城の周辺には、多くの武家屋敷が建てられましたが、そのための銘木も多く使われました。


しかし、当時、庶民が銘木を使った家を建てたり、住んだりすることは難く禁止されました。




それは、銘木という価値のあるものを使って、武士の時代を永続させるための手段であったのかもしれません。


武士が堂々と銘木の家に住むことで、「徳川の時代は武士の時代であり、銘木の家に住めるのは、限られた者のみで、それがステータスで


ある」ということを浸透させ、揺るがぬ武士の時代を築こうとしたのだと思われます。



現在の世に、こうした銘木を使った商品を実際に手にして、稀少価値やステータスを味わうことのできる私達は幸せなのかもしれません。




【木製ボールペン 花梨(カリン)】





【木製ボールペン 屋久杉(ヤクスギ)】


銘木工芸品を前にする時、先人達が築き上げてきた時代の重みを感じます。



銘木と武将に関する逸話、宜しければ雑学のひとつとしてご活用下さいませ。






是非、私共の提案で、末永くご愛顧頂けるような素敵な逸品に出逢って頂けましたなら、幸いに存じます。



ユーザーの皆様のご来店、ご利用を心よりお待ち申し上げております。



今後とも「工芸品ショップ泉亀(いずかめ)」を何卒宜しくお願い申し上げます。


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