【工芸品ショップ 泉亀(いずかめ)】の店主のブログ

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2015-02-26 10:00:00 | 日記

先日、あるイベントでのことです。


私は、そのイベントにたまたま参加していたのですが、あるクリエイティブ系のお仕事をされている方と

同席することになりました。


職業柄、どちらにも直接の利害関係はありません。


ですが、このままだと気まずい雰囲気を感じた私は、名刺を出して、先に名乗り、挨拶しようとしました。

すると、相手の方は、私が出した名刺を、片手で無愛想に受け取り、面倒くさそうに、自分の名刺を取り出しました。

そして、私の前に無言でそれを差し出しました。


「お世話になります。よろしくお願いします。」と私から挨拶しましたが、その方は終始無言でした。


私は、あっけにとられてしまいました。

後から、そのイベントの関係者の方が、その方の素性を教えて下さったのですが、何だか気持ちのいい名刺交換では

ありませんでした。


皆様は、お仕事柄、名刺を扱われたりなさいますか?


私は、名刺交換だけは、有難いことにかつて会社の研修や先輩、上司から徹底的に叩き込まれました。

その時、「名刺交換は、当たり前に出来てこそ、社会人、ビジネスマン。」と何処に言っても、誰に聞いても、

同じ事を言われました。


まず、名刺は相手の顔と言われます。片手で、受け取るなどは、大変失礼に当たります。

両手で受け取るのが基本中の基本です。


また自分の名刺を取り出すのに時間がかかりそうな時には、「お待たせしてすみません。」「失礼しました。」と

謝るのは当然です。


そして、名刺を差し出す時は、名乗るのが当然です。会社名、個人名、両方名乗るのが理想です。

何故なら、相手の方は「あなたは誰ですか?」と訊いているような状態です。

それを黙って渡されたら、「見たら、分かるでしょ?」と応えているように受け取られてしまいます。非常に失礼ですよね。


「私は、営業職じゃないから、名刺の扱いは不得意で・・・。」という方もいらっしゃいますが、私は、職種は関係ないと

思っています。あくまでもビジネスにおける挨拶です。どんなに不恰好な名刺交換であっても、しないよりはマシです。


また名刺を出されても、職種柄などで作っていない場合も当然ありますよね。

そんな時は、「職種柄、名刺は持ち合わせておりませんので、恐れ入ります。」と言って口頭で名乗ります。


名刺交換の際は、年齢、会社の規模、業種、役職などでの優劣は全く関係が無いと私は思います。


相手がどんな立場の方であっても、尊重する心が名刺交換をスムーズに、そしてビジネスチャンスを得ていくことだと

思います。


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