人生悲喜こもごも

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鳴くまで待つよ! サラリーマン ・・・アンケート調査から

2005-06-18 20:21:32 | ランキング・調査
講談社「週刊ビジュアル日本の合戦」編集部が、全国のサラリーマンに戦国武将や時代観についてインターネットによるアンケートを実施したところ、サラリーマンの現状が浮き彫りとなった。

■好きな戦国武将は?
1位 織田信長36.1%
2位 豊臣秀吉19.1%
3位 徳川家康18.5%

戦国の三大英傑のこの三人は、三者三様の個性で私たちを引きつける。彼らの生き様は後世に数多くのメッセージを投げかける。その中でもトップの織田信長は2位以下を大きく引き離し、今のサラリーマンに圧倒的な人気があることがわかった。
中世の慣習を打ち破り、楽市楽座や政教分離などの革命的な政策を打ち出した信長。そこに、停滞感漂う中で、革新や強いリーダシップが求められている現代のサラリーマン社会に何かオーバーラップするものがあるんだろう。

ただ、この3人の中で、「上司にしたくない武将」「部下にしたくない武将」のどちらにも信長が1位だった。これはうなずける。信長みたいな上司がいたら、部下はたまったものではないし、部下であってもそりゃあ困るわね。


■あなたの職場は歴史上のどの時代に近いか?
 ①混沌とした戦国時代
 ②天下太平の江戸時代
 ③先行きの見えない江戸幕末
 ④文明開化で活気あふれる明治時代

この四つの選択肢の中で、ほぼ半数が③の江戸幕末を選び、一番多かった。①の戦国時代とあわせて、職場を「先行き不透明」と感じる人は6割を占めた。


■理想の職場は?
④の「明治時代」が約6割

不安な職場から脱したい、現状を改革したいという気持ちはある。ただ、「職場で下克上をしたい」と望むのは全体の36%と低く、変化を望む割には弱腰なサラリーマン像が垣間見える。改革者の出現は切望するが、自分は決して動かず、ただひたすら待つ姿勢を貫く。『鳴くまで待とう』
これはよくわかるような気がする。



週刊ビジュアル日本の合戦