佐渡のだんご屋・しまや

佐渡の老舗だんご屋がつづる店内日誌

新潟日報夕刊「さどのかただんご」

2015-03-13 10:08:44 | 季節の商品
少々昔の記事で恐縮ですが、新潟日報の夕刊で当社のおこし型が掲載されましたので
アップさせてください。
夕刊なので佐渡では見ることができなかったのですが、とてもステキな記事でした。

文章を書かれた方は、新潟の製菓専門学校「えぷろん」の学園長の渡辺弘子先生です。
原寸でアップすると大きすぎてしまいますので、
下記に全文掲載します。

このお菓子は、佐渡で旧暦のひな祭りに食べるお菓子で「おこし型しんこ」といいます。
通称「かただんご」で、昔は各家庭で作られていたそうです。
今は佐渡のお菓子屋さんが二月から四月までの期間限定で販売しています。
 私はこのおだんごが大好きです。
何とも言えない色合いに佐渡らしさを感じちゃうし、おいしいんですよ。
しこしこしたお餅の食感に、とろーっとしたこしあん。
できたてはお米のにおいのする昔のおだんごの味で、なんだか懐かしくなっちゃいます。

 かたくなったおだんごをストーブで焼いて食べるのも、またおいしい。
電子レンジで温めてもおいしいですよ。
私はたくさん買って冷凍しておき、一人でこっそり楽しんでいます。

写真はかただんごの元祖「しまや」さんのものです。
佐渡のお菓子屋さんでは、今はどこでも作っていますが、私はここのおだんごを買っています。

どうしてかというと、しまやさんの工場長の息子さんが私の学園の
学生だったからです。
八年前、彼は佐渡においしいケーキ屋さんをつくりたい!」
と言って、入学してきました。
キラキラと輝く目をしていました。

卒業後、いまや全国的にも有名になっている
新潟市の新進気鋭のケーキ店「ルーテシア」に入り、
頑張り続けました。

そして現在はスー・シェフ(二番目のシェフ)です。
彼の根性もすごいけど、佐渡のご両親も一生懸命、応援していたんだろうと思います。
このかただんごを見ると彼を思い出さずにいられません。
夢に向かって、頑張れ!スー・シェフ。



3月、卒業式の季節ですね。
子ども達の夢が、未来へむかって羽ばたく季節です。
あなたの夢はなんですか?
わたしたちのお菓子が、夢への実現のささやかなお手伝いができますように。







しまやのおこし型は、通信販売も可能ですが
4月までの期間限定品ですので、ご注意ください。
ネットでのご注文はコチラ
<備考欄に「おこし型◯個購入希望」とご記入ください。>

お電話、FAXでの小注文は下記までお願いいたします。

お名前、ご住所、ご連絡先、商品名、品数をご記名の上ご送信、ご用命くださいませ。

新潟県佐渡市沢根五十里989-1
電話0259-52-6166 FAX0259-52-6006






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