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気ままに生活してるシニアの残日録

台東区小島の「うなぎやしま」で鰻重を食べる

2024年06月03日 | グルメ

今日は午後から上野の美術館に行く予定、その前にどこかで昼食をと思い、久しぶりにTX新御徒町近くの「やしま」で鰻重を食べてみたくなった。

11時半開店で、その直後に店に入ると先客は一組だけ、案内されて4人掛けの座席に腰掛ける。店の外に鰻重の値段が出ていたので、上鰻重4,600円をすぐに注文した。その上の特上というのもあったが、差はうなぎの量なので、私の場合は特上でうなぎの量が多いものはあとで胸やけがするので、普通の量のうなぎで十分だ。

席に座って何げなくメニューを見ていると、当店のうなぎは注文を受けてから勝鰻(かつまん)を捌いて焼くので料理に時間がかかります、と書いてある。これは素晴らしいことだ、店によってはあらかじめ活鰻を捌いて、焼いておいて、注文が入ると焼き直して提供しているところも少なくない、そのほうが短時間で提供できるからである。

しかし、本当にうまい鰻を食べさせようとする店は、生きたうなぎ(活鰻)を注文があってから捌き、焼き、蒸して提供する、だから時間がかかる、この店はそういう店だ。

入店して注文してから20分以上かかっただろうか、鰻重が出てきた。お重にお新香、肝吸いがついている。食べてみると大変おいしい、ご飯の炊き具合も完璧だし、蒲焼もよく蒸れて、焼きの焦げ目も食欲をそそるようにきれいに色を付けている、お新香の量も多くてうれしい、肝吸いもおいしかった。何もかもが完璧だ、鰻の量もご飯の量も十分だ。

鰻重を待っている間にも次々と客が入ってくる、ほぼ満員だ、4,600円もする鰻重を出す店にこんなに人が押し寄せるなんて、やはり景気は悪くないでしょう。

前回訪問したのは昨年の6月だったが、その時の上鰻重の値段も4,600円だったから値上げはしていない、立派なもんだ。店内は清潔感有り、上品な感じもある、鰻重4,600円は安くはない食事だが、その価値は十分にあると感じた。

満足しました、ご馳走様でした、また来ます。



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