やりたいことを達成するにぁどうしたらいいのか、
と不協和音の扱い方を調べ続ける毎日…
はじめは素手で土壌を掘れていたのが、
しだいに小さいスコップが必要になり、
いつのまにか大き目のシャベルが必要に…
と掘れば掘るほど地質が硬くなっていく不協和音土壌。
色々感じていたことが繋がって見えるようになってきてるせいで
面白いんす。とっても面白くなってきてるんす。
でもこのままじゃどろぬまに足をすくわれちまいそうぢゃぁ~<(@Д@;)>ダァァ!!!
いいとこで一旦引き返すことにしますた。
とりあえず、不協和音をうまく扱うのには“ ボイシング ”が大事らしいということ。
ボイシングってなんだいね?
ボイスっていうから歌う系に関わってくるなにかですかいね?
↑コレ 初心者によくありがちな勘違いみたいで、見事にひっかかったyo!\(^o^)/。
ボイシングとは私なりの解釈で説明してみますと
“ 例えばCコードだったら
ドミソ(ミソド、ソドミ でもOK) の3つ音を弾くときに
ピアノだったら鍵盤上沢山あるどこのドと ミと ソの音を使うか、
という位置配置(構成音)のこと ”
もっと噛み砕いてみるなら
“ その和音、鍵盤のここの位置の音使って出しますよ ”みたいな(暴論でしょうか…?)
…これ読んで下さってる方に伝えられているのか、そもそも間違ってないか不安デスlω・`)
けれど本題はここからなのでもちっと続けてみます…
このボイシング
1オクターブ以内で狭くて済むものをクローズド ボイシング
1オクターブ以上に幅広く渡るものをオープン ボイシング と分類できるそう。
で、ここからが私にとって大事なとこでした。
クローズドボイシングで不協和音をすると“The 不協和音”な雰囲気UP!
一方、
オープンボイシングで不協和音したときには
澄んだ音に聞こえてくる不思議現象が起こり得る らしいってこと。
島村楽器公式ブログさん
↑これの実証動画紹介というか、一番上の動画(ピアノ鍵盤を上から映してるやつです)。
はじめのほう、左手と右手とが1オクターブ以上離れているからか
そんなにあまりぶつかってるように聞こえないです(ハイ私には、ですが…)。
Erik Satie - Gymnopédie No.1
このサティの「ジムノペディ」って曲はどうやら♯を2つつけて音階辿ると似た音になったので、
私の大事な
カンペサイトを確認したところD(ニ長調)かBm(ロ短調)なんだと思います(あってます?)。
一応、不協和音は「長2度・短2度・長7度・短7度」という前提でなんとなく捉えてみます。
なんか4度を(ド基点で言ったらファ。レ基点で言ったらソ)を不協和音と考えましょうという説明も
あったんですけど、今はまだ自分の理解度不測なのでとりあえず保留に…。
オープン~の分かりやすいとこで、
0:21のとこ(左手はソ、右手はファ♯。ソの♭と言うべき?)
0:55のとこ(左手はレ、右手はミ)
反対にクローズド~は
1:01のとこ(左手はド・ミ・ラ、右手はレ)。
これはやや狭い範囲内でドとレとミが弾かれているからか濁り度があがってました。
*島村楽器公式ブログさんでは「耳コピしにくいハーモニー(maj7thの例)」の事例として
こちらの動画を使用されてますので、今回は着眼点がちょっと違ったので改めて動画貼りました。
…なんて勝手に思い込んでみてるんですけど、実際どうなんでしょう、
ほんとにあってるのかなぁこれ…lω・`)。
度のこともうちょっと自信もって分かるようにならないとだめだなぁ。
本当は不協和音を取り上げるなら
何の音が音の基準となって、振動数(ヘルツ)がいくつなのを倍にしていったら、とか
平均律とか純正律とかピタゴラス音律etc.とあれこれ考慮できてるほうが良いのですね、
ってことに気付いたのでアリマスが…自分にはまだちょっと難しいデアリマス…。
それなのに、頭の中は余計なことが疑問に思えてくる始末…。
というのも、
…てことはですよ、ビブラートみたいなある音の前後を微妙に行き来するような音は
1度分上下してないにしても耳で聞いている範囲で分かる程度には振動数が変化しているのだから
もし同じタイミングで鳴っている音があったらば そのビブラートをきっかけに
多少なりとも不協和音になっている…ってこと?
かつ、それがクローズドボイシング(1オクターブ内での密集配分)だったら
その不“響”和音とされる音になる確率は高い…ってことなのかな…?
なんだかビブラートの扱いってめっちゃこえぇ
…と勝手に思い込んでいたら先週面白そうでつい買っちゃった
『吉松 隆の 調性で読み解くクラシック』 という本にヒントがいっぱい。
誤解を恐れず(ガクガク ブルブル)簡単に言ってしまうなら
今の時代のひとたちが聞きなれた音の決まり(平均律)は
「 『すべての音が微妙に(平均して)ずれている」』状態 」
らしいので、
「 システムとして『調』をあつかうときはきわめて便利だが、実際に『音楽』として聴いたときには、
『自然できれいな響き』とか『調和するハーモニー』を微妙に犠牲にしているわけだ 」
ってことは、ビブラートの微妙なあたりはずれのスレスレしてる感じが
かえって良い刺激になっている、ってことなのでしょうか…?
*「」内はともに『吉松 隆の 調性で読み解くクラシック』p104より引用
著:吉松隆 発行:ヤマハミュージックメディア 出版年:2014.10
ヒントがいっぱいどころかこの本ポケット教養シリーズなんて名前のくせして
書いてあることのレベルが深すぎてびっくり。というか、これって
むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことを~(以下略)by井上ひさし
の実践じゃないっすかコレ。吉松隆先生やっぱりすげぇお人。
作曲してる人なら楽しく読めそうなので
こちらのサイトも↓もついでにご紹介。
吉松 隆 交響曲工房さん
余談ですけれど、民謡はビブラートを使わない(ノン・ビブラート)んですって。
これ昨日上の本読んで知りましたですよ。
ちなみに、太陽とシスコムーンにも民謡のうたい手がおりましてですね。
今更ながら特徴ある歌い方に妙に納得…。16年経って今更よ…。
ブルガリアン・ポリフォニーもそうだって記事見つけたけどこれはまだ不安。
ブルガリアン・ボイス聞きたい方への個人的なお勧め曲は
「最先と最後(いやさきといやはて)」。
完全に声だけでの構成曲で、荘厳、壮大、叙情的な良曲です。
ゼノギアスって昔のゲームのエンディングの一環で流れるネタバレ曲なので、
そこのところお気をつけてお聞きくださいませ。
調べてるうちに出てきた“セクションの書法”とか読んでみたけど今の私にはむりぽ…
これはあれだ、セクションの書法が私を呼んでいないのダ。
嗚呼聞こえマス 聞こえマス
セクションの書法「ウゴゴ… 今はまだその時期ではない 」
はい、さようでございますね、また良い時期にお会いしましょう
それまでしばらくの間さようならっ
あ゛ー今日書いたこと後で色々分かるようになってから読み直したら
何うそ言っとんじゃ、ってとこばっかりなのかもなー…
合ってるかどうかも分からないこんな駄文に長々とお付き合い下さいまして
本日はほんっとにありがとございました<(_ _)>