BGフィットを受けてきました。
受けた理由は前に言った通り、このまま我流でやっても所詮乗鞍57分が限界だ。
乗鞍優勝の最低ラインである56分切りには一生届かないと思ったから。
てなわけでカミハギさんで予約して受けてきた。
修正点を青字で書いてみた。
まずは自転車歴とか故障歴をシートに記入。
その間にバイクの寸法とか測られます。
その次にローラーでフォームチェック。
ここでまず指摘、というか今日はここに尽きる。
大きく分けてフォームには2種類ある。骨盤を立てるか?立てないか?だ。
いわゆるランスみたいなラクダのフォームと、新城みたいなやまめのポジション。
自分は思いっきりランス派なのだが…
BGフィットはやまめポジションを推奨するとの事。
がび~ん!
(いつの言葉だw)
てなわけで以降、骨盤を寝かすポジションに修正。
もちろん骨盤を寝かす理由もきちんと説明してもらう、ツールを見ながら。
内容は2万円払って聞いてほしいが、なるほど自分の経験と整合する所もある。
次はバイクに乗った時の膝の角度や、カラダの歪みチェック。
これも酷かった。
まあ自分でも知っていたのだがバイクに乗るとき片方の肩が下がる。それに左膝が開く。
そして真っ直ぐ向いていない。
まあこれは昔のオートバイ事故の後遺症のせいだ。
色々チェックしてフォームの崩れの原因を探る。
ちなみにフォームはこんな感じ。青い人ね。
左右の足の長さとかを確認すると、左脚が1cm長い。
フィッターに酷いと言われるぐらい酷いらしい。そんなわけでクリートにスペーサ―を盛りまくるw
あとはインソールの下にカントを付けるためにシムを入れる。
これは2足歩行の人の脚は普通角度がついているのでシムを入れるのが普通らしい。
あとサドルは骨盤が広いほうなので、今のコンコールレーシングだと幅が狭くて
まったく話にならないくらいダメらしい。
これでケツが痛くならないか聞かれたが、まったく痛くならない。不思議なものだ。
しかし試しにスペシャのローミンに変えてみたらビックリ。腰がすごく安定する。
同じレース志向のサドルでトゥーペもあるが、あちらはアップライトなポジションを取る人向けらしい。
なんでかは2万円払って聞けw
その他、今のクリートの位置やシューズのサイズはほぼベスト。
しかし土踏まずのタイプからするとインソールはスペシャの青が最適らしいので変えてもらう。
バイクセッティングはハンドル落差が7cmと、この体格からするとかなりアグレッシブらしい。
日本人の手足の長さで身長170cmくらいなら0~5cmが普通。7cmは体幹と柔軟性次第でギリギリ。
10cmまで行くと絶対に合っていないらしい。
が、とりあえず筋肉と関節の柔軟性を見てからいじる。
さていよいよ筋肉と柔軟性のチェック。
見られるのは自転車のライディングに必要な首や肩甲骨から体幹やハムストの筋量と柔軟性。
トーマステストとかを受ける。
結果は体幹を含めどの筋肉もしっかりしていて関節の柔軟性もあり、ポジションの自由度が高いとの事。
ここは推測だが、柔軟性があれば骨盤を寝かせても脚をしっかり回せるので
実は骨盤を寝かせるポジションの方が自分には合っているかも。
ひとつ改善するとしたら、股関節の可動域をあと5度広げるとペダルの上死点通過がスムースになるらしい。
今日から改善します。
色々修正したところでローラーでチェック。
おお!右クリートにスペーサを挟んだおかげで脚のバランスが取れてぐるんぐるん回る!
骨盤を寝かすポジションも違和感があるけど、いい感じ。
しかし体が右に向くのは治ってないらしく、これは以後気を付けてくださいとのこと。
ちなみにアグレッシブと指摘されたハンドル落差も、これだけ体幹と柔軟性があれば問題ないとの事。
ただブラケットが奥に行きすぎて手首の角度に余裕がなかったので1cm手前に持ってきてもらう。
手首の角度に余裕ができたので色々とポジションに融通が利く感じだ。
もっとハンドルを遠くしたかったらステムを長くしてもいいとの事。
ちなみに体幹を使った今回のフォームができない人ほど、体が起きて腕も突っ張ってステムは短くなるらしい。
身に覚えのある人はぜひBGフィットをぜひ受けてみるといいと思う。
とまあ長く書いたが今回の収穫は2つ。
・骨盤を寝かせたフォーム。
・脚の長さが全く違うのでそれを調整できた。
その他については最初からある程度できていたのでいじるところはないとの事。残念。
しかし2つの収穫が大きい。
いままで右利きだと思ってたら実は左利きでした!くらいの衝撃だ。
てなわけでBGフィットが21000円+サドルとインソールを購入したので計40000円ちょっと。
あとはひたすらやるべし!
土日は結構先までいっぱいみたいです。
年を取るといろいろすがりたくなるんで・・・