バレエを始めたら
いつトウシューズが履けるのか
気になるところですが
答えは
その準備が出来たら
です。
具体的に
これができていればOKという指針がありますが企業秘密にしておきます
↑
私の足です。
最近購入したポアントで立ってみました。
もう踊ることはありませんが
ポアントを履き始めた生徒たちを教えるときは
自分も履いてやってみせることもあるので
一足は常備しています。
私は6歳でバレエを始めて
ポアントを履いたのは9歳
小4の夏でした。
正しく教えてくれないバレエ教室でしたが
3年間待たされたおかげなのか
ポアントレッスンの初日から何の苦労もなく立つことができました。
私のクラスで最短でポアントを履いた生徒さんは
バレエを始めて8ヶ月後でした。
もちろん大人バレエの方です。
お仕事も忙しいのに
週1回のクラスにプライベートレッスンを月2回
そしてボディメイキングのクラスで体幹トレーニングまでやっていた努力家さん
私同様
ポアント履いてすぐに立つことができました
ここで注意したいのが
ポアントで立てる=ポアントで踊れるではない
ということ
すでにポアントレッスンを開始されている方にはよーくおわかりかと思いますが
初めてのポアントでスッと立てたら
これでジゼルも白鳥も黒鳥もスワニルダもキトリもポアントで踊れると思ったら大間違い
さらに
ポアント選びに苦戦する方も多いですね〜
ポアントにも立つだけなら問題なくても
踊りにくいものや
本当に自分の足に合っているかどうかわからなかったりで
プロでもないのに、そんなにポアント買い込んでどうするの?
みたいな次々といろんなメーカーのポアントを買いまくるポアントジプシーさんもよく見かけます。
まあ経済効果は高いのでメーカーさんはありがたいですよね
いつか自分にピッタリの靴が見つかって
ジゼルも白鳥も黒鳥もスワニルダもキトリもバッチリ踊れるという幻想
夢があって素敵だけど
現実的には
問題はポアントじゃなくて、自分のバレエの技術
なわけですよ…
ポアントはバレエシューズよりも引き上げが必要だし
シューズの中で指が曲がれば当たってマメが出来ます。
そもそも
バレエシューズでの基礎が身についていなければ思い描くようなポアントでの踊りは難しい
ポアントでバレエを楽しむって履くだけで満足して
膝が曲がって足首、足の甲も伸びないままで踊って楽しいのかもしれないけど
しっかり立って踊れたほうがずっとずっと楽しいと思うのです
ちなみに
↑でご紹介した8ヶ月でポアントを履いた生徒さん
その約半年後の舞台ではポアントを履きませんでした。
本人がやってみて納得して
バレエシューズで余裕を持って踊りました。
翌年の舞台ではポアントで2曲のヴァリエーションを踊りました。
もちろんオリジナルの振りではなく
簡単ヴァージョンですが
ペザントとライモンダ第3幕
がんばりましたよ〜