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夏の花:唐綿 or 柳唐綿

2020年08月24日 | 花さんぽ・花めぐり

キョウチクトウ科(旧ガガイモ科)「アスクレピアス(トウワタ)」属の

トウワタ(唐綿)」と「ヤナギトウワタ(柳唐綿)」は、よく似ています。

違いは葉の付き方で、唐綿が対生、柳唐綿がやや互生とのことです。

ということでたぶん「トウワタ」だと思われる写真を掲載します。

トウワタ(唐綿)」熱帯アメリカ原産の非耐寒性多年草(一年草扱い)

和名は種子の冠毛に由来。草丈60~100㎝程度。葉は披針形~長楕円状披針形で対生

花期は6~10月。花径1㎝程度。一つの花序には10~20個の花がつく。

花冠の色は赤、橙、黄色で、副花冠は黄色、または橙色です。

花冠、副花冠共に黄色の園芸品種もあります。

 

ヤナギトウワタ(柳唐綿)」別名:宿根パンヤ。

北アメリカ原産の耐寒性多年草。草丈50~80㎝程度。

線状形披針形の葉をやや互生。一つの花序には最大25個の花がつく。

橙、紅、黄色の花を頂生または上部の葉腋に散形花序につける。

先の尖った長楕円形の果実中に、冠毛のついた種子が多くはいる。

 

両種とも、属名の「アスクレピアス」で流通し、混同されることがあるとのこと。

 

「トウワタ」と名前の付く植物に「フウセントウワタ(風船唐綿)」があります。

南アメリカ原産の多年草(一年草扱い)。トウワタを逆さにしたような感じの地味花です。

一つの花序には10~15個の白い小さなクリーム色がかった淡い白花がつく。

こちらは「ゴンフォカルプス(フウセントウワタ)」属で、トウワタとは別属。

花期は8~9月。風船状にふくらむ果実が観賞用に切り花として利用されます。

 

こちらはトウワタ属の「オオトウワタ(大唐綿)」(多年草)

花期:6~8月 、花色:茶。草丈は1~2m。

北アメリカ原産。葉は対生でトウワタより幅広く大きい。

 

こちらはルリトウワタ属の「ルリトウワタ(瑠璃唐綿)」(半蔓性常緑多年草)

南米のブラジル南部~ウルグアイ原産。花期:6〜9月。草丈は30~80㎝。

本種固有の名前ではありませんが、「ブルースター」 や「オキシペタラム」 とも呼ばれます。

花径は2~3 cm。花色は明るい青ですが、つぼみの時と花が終わる頃にはピンク色を帯びてくるそうです。

 

 



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