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田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

春~初夏の花:トルコギキョウ

2025年06月10日 | 花さんぽ・花めぐり

切り花として人気が高い「トルコキキョウ」(Eustoma grandiflorum)ですが、200種を超える多種多様な品種の殆どが日本産です。

名前は原種の花の色が「トルコ石」を思わせるからなど諸説あります。

別名:ユーストマ、 リシアンサス ※リシアンサスはユーストマのシノニム(synonym)

リンドウ科トルコギキョウ(ユーストマ)属の非耐寒性一年草 

トルコ原産ではなく、アメリカ合衆国テキサス州原産です。

花期:3~6月 

花色:白色やピンク、黄色や薄紫色、バイカラーなど

花形:太輪や小輪、花の咲き方も一重咲き、八重咲き、フリンジ咲き


夏の花:ムラサキマユミ

2025年06月09日 | 花さんぽ・花めぐり

ムラサキマユミ(紫真弓)」(Euonymus lanceolatus)は、日本固有種で低山の広葉樹林の下にはえる斜上性の小低木です。

同属には、ニシキギ(錦木)、マユミ(真弓)、マサキ(柾)などがあります。

ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木 分布:中部地方以西、四国、九州北部

花期:6~8月 実期:9~11月

葉脇から下垂性の花柄を出し、直径8mmの暗紫色の花を付ける。

葉は対生し、長さ7~12cmの披針形から長楕円形で先端が尖り、無毛で中央脈が目立ち、縁には細かな鋸歯がある。

果実は直径8mmの球形、赤く熟し、5裂すると赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。


春の花:クリ

2025年06月08日 | 花さんぽ・花めぐり

今、「クリ(栗)」(Castanea crenata)の花が咲いています。品種によって開花時期にずれがあるようです。

フルハウスの栗は5月下旬に’ポロタン’が’その後6月になって’国見’の花が咲きます。

各栽培品種の原種で山野に自生するものは「ヤマグリ(山栗)」別名:シバグリ(柴栗)と呼ばれる。

フルハウスにはヤマグリもあり、毎年、栗が収穫できます。 

ブナ科クリ属の落葉高木 最大樹高30mにも達することがあるそうです。

花期:6月前後 雌雄同株 雌花は雄花と同じ軸で雄花よりも基部側に付く。

色付き裂開し、中の果実が見えるようになった殻斗

樹幹や枝が屈曲し垂れ下る’シダレグリ(枝垂れ栗)’C. crenata var.pendula

明らかなシダレグリの自生地は長野県内を含め日本国内に5か所ほど。

つくば植物園のシダレグリにクリタマバチがつくる虫こぶ「クリメコブズイフシ」ができていました。

この虫こぶができた枝は、生長が止まって花や実がつかなくなるそうです。

’トゲナシグリ’ 殻斗のイガが極端に短いクリの変種。


春~初秋の花:セイヨウイラクサ

2025年06月07日 | 花さんぽ・花めぐり

葉のハーブティに血液をきれいにする作用のある「セイヨウイラクサ(西洋刺草)」(Urtica dioica)

別名:ネトル ※イラクサの「イラ」は「刺(とげ、いばら)」の古称

イラクサ科イラクサ属の耐寒性多年草 ヨーロッパ原産

鉄分などのミネラルも含みます。

花期:6月中旬~9月 

草丈は30~150㎝。葉は細かな刺があり、刺さると激痛が走るため、収穫には厚手のゴム手袋が必要。

 

 


初夏~晩秋の花:カイガンタバコ

2025年06月06日 | 花さんぽ・花めぐり

カイガンタバコ(海岸煙草)」(Calotropis gigantea

別名:クラウンフラワーアコン、カロトロピス

和名は葉がタバコの葉のように大きいことに由来する。

キョウチクトウ科カイガンタバコ属の常緑小低木  インド~東南アジア原産

花期:5~12月。写真は白花の変種で、こちらが一般的。

花は多肉質で、花径は2~5 cmほどの淡紫色で、先は5つに裂けて星型になる。

葉や茎を傷つけると毒性のある白い乳液が多量に出る。枝と葉の表面に白い軟毛がある。

沖縄県内では生垣や公園樹として植栽されるそうです。