晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

街道を行く 今寺から塩田津を経て片白へ(1月21日)

2017年02月02日 | 長崎街道歩き
昨晩麦畑に霜が降りたのだろうか。麦は踏めば踏むほど強くなるって聞くけど、本当に湿った土肌に青々とした麦苗がしなっている。寒さに怖気づいていると、甲高い揚げ雲雀の鳴き声が聴こえて来た!春を告げるにしてはちと早くないのと雲雀に愚痴を言いたいほど、どこまでも広がる佐賀平野に冷たく吹く風は吹きっさらしで容赦ない。





山に花々が咲く前にできるだけ詰めておきたいのだけど、ゴールまでははるかに遠い。



塩田川沿いに陶土工場が多い



粉砕した陶土や欠片が道路に混じっている。不思議な赤道を作っていた。



途中の庭先で見かけた手作りの水車は、やはりこの地に伝わった水車の名残りだろうか・・・。



5年前にそよ風さんらと歩いた街道歩きで断片的に覚えています。ぼん点棒さんと出会った橋はここだったかもしれないなどと記憶をたどりながら歩きました。
そしてあの時と同じ丹生神社の境内でお昼ご飯にします。



美野分教場跡地は映画のセットになりそう。窓からのぞくと黒板や並べられた椅子が当時のまま据え置かれ、銀杏の木が黄金色に輝く季節には一段と風情が増すだろう。今は、その頃小学生だった方々の語らい場所になっているのでしょうか、焚き火の後が微笑ましい。





たぶんこの辺りだったはず、空を見上げていた石像がまだあるかな?



店は閉じられうらぶれ、その石像は忘れられたように片隅に置かれていました。空を見上げている眼が悲しそう。




続く
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