佐賀県武雄市図書館を体験してきました

昨年春からオープンした話題の図書館へ行きたかった夢がやっと叶いました。この図書館はカルチュア・コンビニエンス・クラブ（ＣＣＣ）が運営する市立図書館です。東京の「代官山蔦屋書店」のノウハウを生かして創設された日本で初めての図書館。賛否両論があるので実際に体験してみたかったのですが、正直な話、まず度肝を抜かれました。

館内にはいると吹き抜けの２階天井まで本がぎっしり埋まった書棚が目にはいりました。手前にはTSUTAYAの新刊や雑誌を販売するコーナーがあり、併設されたスターバックスからはコーヒーの香りが漂ってきます。奥行きが深い１階は高さ４メートルの書棚が林立し、まるで蔵書の森に迷いこんだよう。楽しくなります。
本好きにはたまらない空間でした。淹れたてのコーヒー片手に新刊や図書の本も自由に読めるというのは驚きです。たった５万人余りの小さな町がこれだけの事をやってのけたのは快挙に思えます。利用者の４割は県外からで、日本に住居しているなら図書カードを作れて返却は郵便ポストでできるらしい。見学前調べておけば、本を借りられたのに残念でした。
たった２時間の滞在が短く感じられ後ろ髪をひかれるように帰りました。

後ろは御船山。すぐ近くです。