
十数年前に、見出し画像のミモザを庭に植えている隣人が「アカシアの花よ」と言って教えてくれたのを思い出しました。その時浮かんだのは西田佐知子さんが歌っていた歌謡曲の
『アカシアの雨がやむとき』
アカシアの雨にうたれて
このまま死んでしまいたい
夜が明ける 日がのぼる
朝の光りのその中で
冷たくなった私を見つけて
あのひとは 涙を流して くれるでしょうか
歌が流行り、アカシアの花に多大な憧れを抱いたおセンチな少女期。アカシアと聞いただけで胸ときめきました。”アカシア”は混同されがちだそうです。たぶん私のように思った人も多かったのでは?
検索すると次のように説明されていました。
『日本では「アカシア」というと「ニセアカシア」という白い房状の花が咲く植物のことを意味します。「ミモザ」というのは黄色い房状の花が咲き、ミモザの和名は「ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)」。「アカシア」は、ミモザが属するアカシア属の名前からきていて「ギンヨウ(銀葉)」は、葉が銀灰色を帯びていることに由来している。ミモザの学名は「Acacia dealbata」。学名にある「Acacia(アカシア)」は、ギリシャ語の「akis(とげ)」に由来し、アカシアの多くの種が棘(とげ)を持つことにちなむ。「dealbata」は「白っぽい」という意味で銀灰色の葉を持つ特徴を表す。
そうですよね、こんなに愛らしい黄色い花が死を連想させるわけがない。
ミモザの花言葉は「優雅」「友情」