感じるままに、大野智語り

『魔王』で成瀬領に心を奪われ、嵐の大野くんに堕ちました。大野くんについて、あれこれと綴っていきます。

伊藤若冲

2009-11-29 19:59:55 | 大野くんのことば
大野くんが絵について話すのが好きなんです。
それで、つい買っちゃいました。

『Myojo』2010年1月号

休日に、上野の国立博物館に伊藤若冲展を観に行ったんですって。
大雨の日だったから空いていたようです。
30点の作品を2時間かけて2周して観たって。
写真と実物は全然違う、細かくてユーモアがある、色がはっきり出ている
などと、感想を話しています。

女の人にもお酒にも興味がなくてずーっと絵を描いていたその生き方を
分からないでもないって言ってますね。

その後、アメ横に行った話や明日は釣りに行くって話も。
「明日は釣りに行くの♡」って♡マークついてましたけど、
ライターさん、語尾に♡をつけたくなったんだろうなあ、そんな話し方だったんだろうなあ(笑)。


私、姉妹からの誕生日プレゼントに、伊藤若冲の作品集をリクエストしたんです。
この間届いて、少しずつ楽しんでるんですけど、
伊藤若冲という人は、現代の日本ではあまり知られてなかった人なんですね。
2000年の京都国立博物館での展覧会が契機で、人気が出てきたんですって。
大野くんはどこで、この人を知ったのかなあ。
作品を観ると、確かに細かくてユーモアがあって、
200年も前にこんなユニークな作品を残している人がいたんだって、
びっくりしました。
大野くんはどの作品が好きなんだろう? そんなことも思いながら観ています。

ちょうど、私、『解体新書』の図版を描いた画家を主人公にした小説を読んだばっかりで、
若冲の晩年の頃の話だけど、
その頃、その画家は初めて西洋の遠近法に触れて学んでるんです。
だから若冲は、遠近法を用いてないんだなとか分かって、おもしろかったです。


『Myojo』の写真は、山コンビ。
コスモスの花畑を背景にした大野くんの顔がとても穏やかで、素敵です