ツアーで考えた

GWに行った旅行、添乗員さんがいるツアー旅行は２回目だ。ツアーに慣れてはいないが何も困らないというか、とても楽な旅行である。

立山黒部アルペンルートは特に、沢山の乗継ぎがあり、添乗員さんはその都度待ち合わせ場所と時間の確認をする。上高地やトロッコ列車では、案内しながら一緒に歩いたり、宿のお風呂や食事の説明したり、これも大変な仕事だなあと思った。

担当だった添乗員さんは、多分フリーの方だ。そもそも添乗員さんは旅行会社の社員の割合が多いのか少ないのか、まるで知らない。旅行が好きなのは確かだろう。でも旅行の何が好きかは、楽なツアー旅行を選ぶ参加者とは真逆なんじゃないかと、思ってしまった。お友達にはなれそうもない方々をアテンドするのが仕事か。世の中は甘くない。もちろんこれは私が勝手に考えたこと。

旅行中トロッコ列車の宇奈月駅近くの電力館で、ダムカードをもらえると案内されていた。行ってみたがよくわからない。案内の方に聞いてみると、何年も前に配布はやめたそうだ。

添乗員さんとお話する機会がなくて、翌日ダムカード配布終了の話をすると、ツアー参加者の誰からも聞いてなかったらしい。電力館に立ち寄った人はたくさんいたのに。私はダムカードってどんなんだろう、くらいの興味だったので、もらえなくても別に困らない。でも添乗員さんは情報のアップデートが必要だろうと、お知らせした次第。

移動のバスでダムカードの件を謝罪してくれた。もしかしたら本当に欲しかった人がいたかもしれないし。

私は、ツアー客がクレームを避けたというより、無関心なんだなと思った。そんなツアー客の皆様。もし関西発のツアーなら、ダムカードの配布終わっとったで〜、みたいに教えてくれる人は何人もいるような気がする。

ちょっと旅しただけで、いつもの私には関係ないことがいっぱいで、仕事のことまで考えた。やはり出かけなければ面白いことに出会えない。元気なうちにたくさん遊ぼう。