9月最初の土曜日は、午前から合奏の一日強化練習。
練習してはいるけれど曲数は多い。ちらっと楽譜を見返すなど直前の準備ができずにいきなり曲を弾き始めると、まだ全然ダメなんだなと思い知る。
お昼を食べて午後になると、集中力も途切れがち。
なんだかただ必死に弾いていたとき、指揮者が、
「ここはよく響かせて、楽器の持つ一番いい音を出せるように弾いて」
一瞬ポカンとするくらい忘れてた。
出せるかどうかは別として、そもそも意識もせずにそんな音を出せる腕はない。でも思いっきりその気で弾くことなら、私にだってできるじゃないの。
我に返った一言は、しばらく私を温めた。
重たいギターケースと荷物を抱えて、くたくたになった帰り道に思い出す。
まだ小さかった息子に聞いた「今晩何食べようか?」
そしたら『おいしいものー!』あはは、そうだよねぇ
これと同じ破壊力だったかもね。がんばろ。