対面

コンサートやライブで、最前列は苦手。

私を見て！ってアピールしたい人には最高だろう。目が合ってときめくのも悪くない。

でもいつからか、見て聞くだけで満足するようになった。自分のペースで人目を気にせず楽しみたい。

たまに誕生日や記念日に奮発して行く食事、高いところほど自分たちだけになれない。素晴らしいサービスはありがたいけれど、それなりに気遣いしながらいただくことになる。

コンサートの最前列とカウンター席はきっと似ている。素晴らしいサービスを提供されるが、こちらも楽しんでいますよと、見た目や言葉で相手にわかるように表さなくてはならない。客としても元気で充実していなければつとまらない気がする。

黙っていたい日は、遠くの席で静かに噛み締めたい。だけどコンサートも高い食事も予約制、思いついたからって行けるものではないし、席を選ぶこともできない。

楽しむには気合いが必要なのだ。

元気でいたいものですね。