毎日$30の配当を目指して

均して日々$30の配当受け取りを目指しています。
ほぼ相場を傍観するだけの備忘録的なブログです。

2019/5/5 日本管理センター(3276)

2019年05月05日 | 企業調査
個人投資家御用達だった日本管理センターの18年12月期決算です。


サブリース事業を主力としてきましたが、スルガ銀行の不正融資やレオパレスの施工問題など、業界全体に逆風が吹いています。

業種 2018 2017 増減
管理物件累計戸数 75,085 74,277 +808
建築系パートナー 596 613 -17
不動産系パートナー 698 682 +16
介護系パートナー 111 98 +13

売上高は26.0億円増加したのに対して、売上原価は19.4億円、販管費は2.6億円増加しています。 その結果、売上総利益率は11.1→11.9%、営業利益率は6.1→6.6%に改善しています。 PLでは特段の悪化要因は見えません。


資産は、現預金が47.0→51.7億円と増加しています。
その他には、営業貸付金が1.0→22.3億円と急増しています。

負債は、長期借入金が10.5→8.8億円と減少しています。
利益余剰金が48.7→61.0億円と積み上がって、純資産も増加しています。


営業貸付金の増加が営業キャッシュフローを減少させています。
投資キャッシュフローをさほど必要としないものの、年々減少する営業キャッシュフローと10%をはるかに下回る営業キャッシュフローマージンが不安を誘います。

来期が減益予想もあって売り込まれています。
サブリース業界も曲がり角に差し掛かり、中計での業態変換が期待されます。

コメント