ポートフォリオの一角を成すSMSの19年3月期決算です。 高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続けることをミッションとしています。 今期もフィリピンのMSRや英国のMedica AsiaをM&Aしています。
売上高は、42.3億円増加した一方で、売上原価は8.0億円減、販管費は43.1億円増でした。 その結果、売上高総利益率は83.7→88.5%、営業利益率は15.1→15.4%に改善しています。 今期も、経費増を賄う以上に売上高が伸ばせました。 資産は、現預金が95→107億円に増加しました。 のれん代は115→106億円と圧縮されています。 負債は、長期借入金が97→176億円とほぼ倍増しました。 一方で、純資産が236→155億円と減少しています。 子会社株式の取得にキャッシュを費やしています。 営業キャッシュフローマージンは10%台後半を維持しています。 アジア・オセアニアでの事業拡大を目指して、積極的にM&Aを実施しています。 注目分野だけに、引き続き期待したいと思います。 |