2019/5/19 ハイデイ日高（7611）

いつかは買いたかったハイデイ日高の19年2月期決算です。 首都圏600店舗体制に向けて、出店は東京都11店舗、埼玉県6店舗、神奈川県4店舗、千葉県4店舗、退店は9店舗となり、総店舗数は429店舗となりました。 業種 2019 2018 増減 日高屋　　店舗 398 389 +9 焼鳥日高　　店舗 29 23 +6 中華一番　　店舗 1 1 0 とんかつ日高　店舗 1 0 +1 売上高は、12.2億円増加した一方で、売上原価は2.1億円、販管費は9.6億円増でした。 その結果、売上高総利益率は72.8→73.0%、営業利益率は11.5→11.3%となっています。 原価率は27.2→27.0%でしたが、既存店の前年比売上高が102.3→100.7%と減少して、頭打ち感が見えてきました。 資産は、現預金が112.5→128.3億円に増加しました。 有形固定資産は、94.5→93.5億円でやや減少でした。 負債は、有利子負債が一掃されて無借金経営に戻りました。 純資産も、230.7→249.7億円に増加しました。 例年と同様のキャッシュフローで、キャッシュレベルも積み上がっています。 安定した経営が安心感を醸し出しています。 一方で、株価は投資家の不満を表しています。 同業他社がチョイ飲み需要を狙い出したことで、次の一手が期待されているようです。